貧乏だからカップラーメンばかり食べてました
昔から思ってたことなんですが、「貧乏なんでカップラーメンばっかり食べてました。」というコメントへの違和感が半端ないです。
もしかしたら、いまは言わないのかもしれないけれども、昭和から平成にかけてはよく使われてたフレーズ。鉄板だったと思います。
そのセリフを聞くたびに、ぼくは大きな疑問を感じずにいられませんでした。
そもそも、カップラーメンは高い。
最近はPB(プライベートブランド。イオンのトップバリュとかです。)が多く出てて、100円を切るものもありますが、昭和でも150〜200円前後、いまだと300円を超えるものもたくさんありますよね。麻生太郎さんは1個400円だと言ってニュースになりましたが。笑
例えば同じ麺類で言えば、インスタントラーメンの方が圧倒的にやすいですし。1/3〜1/5の値段で売ってます。
そもそもカップラーメンを食べるには、お湯を沸かさなければならないです。今みたいに、コンビニのイートインコーナーとかもありませんでした。
なので、家でお湯を沸かして食してたのです。
ところが、昭和時代の電気ポットは贅沢な家電だったし、ティファールが電気ケトルを世に送り出すまでは、お湯はやかんに火をかけて沸かすものでした。
ということは、鍋に火をかけてインスタントラーメン作っても、手間やコストはほぼ変わりません。
ちなみに、ぼくは卵入れたインスタントラーメンが好きです。卵も1個あたり10〜20円くらいなんで栄養価も高く安上がりです。どうでもいいですね。笑
さて、最も安くお腹を満たすものといえば「パンの耳」だと思ってます。
パン屋さんとかで、袋いっぱいに入れられて数十円で売ってました。
これも工夫していろいろな食べ方できるのでオススメです。
子どもの頃は、揚げて砂糖にまぶしたものをよくおやつに食べたもんです。
あと「もやし」も安いですが、調理するのに多少の技術が必要かもしれません。調味料も必要ですしね。
話をカップ麺に戻します。
そういうわけで、「貧乏だからカップラーメン」という構図については、もしかして食品メーカーのPR作戦の一環ではないかとか、ただのカップ麺好きの戯言ではないかとか、そんな疑問を持ってました。
よく使われてる言い回しでも、少し目線を変えてみれば、根拠に乏しいことも発見できます。ほかにも怪しいフレーズがあればぜひ教えてください。