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ワーケーションの普及に必要なのは有給取得率の向上である
ワーケーションとは、ワーク+バケーションの造語です。長期休暇取得が普及しない日本で、仕事しながら長期旅行も楽しむことをJTBあたりが数年前から提唱している新しいライフスタイルです。最近は出社しない、できない状況での新しい日常の過ごし方として語られています。
このような状況で、ワーケションにとっては追い風となる状況ですが、果たして本当に普及するのでしょうか?
まずは自ら実践してみようと、近場で実験することにしました。
コワーキングスペースとBBQ場で実験
近くにあるコワーキングスペース「TENT」と都市型BBQパーク「PARK MAGIC」で実験してみることにしました。ここは徒歩5分圏内に、イオンスタイルもあり、買い出しや施設間の移動がとても便利に行えるのです。
計画はこうです。朝一番にコワーキングスペースに行って仕事して、家族とBBQ場で待ち合わせし、ランチを楽しんだあと、また僕だけ仕事に戻ります。いつもより長めの2時間をランチタイムにしてみました。スケジュールは下記の通り。あ、僕は会社員なので、休憩時間はきちんと申告したことを追記しておきます。
9:00 コワーキングで仕事開始
11:00 集合&買い出し
11:30 BBQ開始
12:30 片付け
13:00 解散&仕事に戻る
18:00 仕事終了
この5ヶ月の間は在宅ワーク中心で、オフィス通勤はハンコを押すためと、引き継ぎのためなど数回出社する程度。在宅勤務は自分にはとても快適。とはいえ、飽きもくるので、刺激を求めてラグジュアリーホテルでリモートワークもしてみました。今回のプランは、それとも違った非日常感にワクワクです。
やってみて気になったこと
後から考えると当たり前なのですが、屋外とはいえ肉を焼いたりするので、焼肉臭い。笑
結構短時間で、いつもより多めの食事となったので、食後はかなりだるい。正直なところ、1時間近くは集中力がありませんでした。
BBQは4組のお客さんがいて、それなりに距離はあるので、飛沫などは気になりませんでした。逆に、コワーキングスペースでマスクしないで電話してる人とかが気になり、改めて在宅がいいなと。
近場のワーケーションに必要なのは日常化
今回は日帰りワーケーションということもあって、慌ただしく、これなら有給休暇を取って休んだ方がよかったというのが正直な感想です。
しかし、これを週1回とか月に2回行うのであれば、有給休暇を取らずに、日常的なイベントとしてBBQ好きには魅力的。QOL(quality of life)もあがりそうです。
本格ワーケーションが普及する鍵は有給休暇の取りやすさ
有給休暇の取得率がそもそも低い状況であるなら、仕事+遊びという組み合わせは歓迎されないかもしれません。休むときくらいは仕事を忘れたいと思うのが人情ではないでしょうか。
そういえば寮生活をしていたときに、先輩に食堂で仕事の相談を持ちかけて「俺は会社の外で仕事の話したないねん!」とキレられたことを思い出しました。笑
ワーケーションでは、細切れな仕事時間を、休暇の中に取り入れることも必要で、オンタイムを受け入れられる心の余裕が必要なのでしょう。
今度はキャンプ場でリモートワークを試してみたいと思います。
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