#19 ベルリンのクリスマスマーケット

ジャンダルメンマルクト

リッタースポーツとニベアハウスで予想以上に買い物してしまい、両手がふさがった状態で次なる目的地「ジャンダルメンマルクト」へ。

ドイツで最も美しいといわれるこの広場では、シーズンになると大規模なクリスマスマーケットが開かれるのだ。

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チケットのデザインもしゃれてる。入場料は1€。

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中に入るとライトアップされた建物が確かに美しい。素敵だ。会場内は人人人で大賑わいだった。

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おいしそうなものがズラリ

ミュンヘンでも見たキャラメルナッツ。のちに調べてみるとこれ「ゲブランテ・マンデルン(焼きアーモンド)」というドイツの伝統的なお菓子。クリスマスマーケットの定番なんだそうだ。写真はカシューナッツだけど。

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グリューワインを飲んでほっこり。カップのイラストがかわいい。そうそう、すっかり書き忘れていたが、各地のクリスマスマーケットではそれぞれに個性的なカップでグリューワインを提供してくれる。カップに関してはデポジット制になっていて、カップを返せばその分返金してくれるし、気に入って持って帰りたければそのまま持ち帰ってOK。例えば買うとき6€払って、カップ返却で2€返してもらうのもアリだし、2€でカップを買ったことにして持ち帰ってもいい。

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いくつかグリューワインを飲んだが、私の場合うちのダイニングにはファンシーすぎてカップを持ち帰ろうとは思わなかった。でもこういうテイスト好きな人も多いんじゃないかな?

いろんな種類のクッキーや焼き菓子を売っているお店があった。どれもおいしそうで迷ってしまう。話しかけるのがためらわれるくらいキレイな店員さんに勇気を出して「どれがおすすめですか?」と聞くと、「人気があるのはこれだけど、これもおいしい。全部1枚ずつとかもできますよ」と言ってくれた。「それやー! それでお願いします」と詰め合わせてもらうことに。その後ホテルでちょこちょこ食べたけど、どれも目をむくくらいおいしかった。全部2枚ずつにすればよかった……

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屋台のお店が並ぶ中、少し大きなフードコートのようになっているお店があったのでいったん着席して落ち着く。ベルリン名物のカリーブルストをいただいた。

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焼きたてのソーセージにカレー粉とケチャップがかかっていて元気が出る味だ。もりもり食べていたらふとした弾みにナイフを落としてしまった。着ていた服に結構ケチャップがついて「わ!拭くもの拭くもの……」とおたおたしていると隣に座っていた老夫婦のおじいさまが紙ナプキンをスッと渡してくれた。なんてスマート! 紳士! ダンケ!!

へとへとでホテルへ

ジャンダルメンマルクトを満喫していざホテルに帰ろうと思ったのだが、もう足が棒になってしまっている。それに暗い夜道は少し怖い。バスで帰ろう。

ちなみに、宿泊したインターシティホテル・ベルリンハウプトバーンホフでは宿泊日数分の地下鉄&バス1日乗車券がついていたので、ベルリンにいる間、交通機関については無敵状態だった。

ところが、いざバスに乗ろうとすると困ったことが。バス停の位置がよくわからないのだ。日本でも知らないところに行くとよくあることだけど、一つの交差点に同じ停留所名のいくつかのバス停が少し離れてバラバラにあって、行先や路線によって停まるバス停が違うやつ。グーグルマップでもそこまで細かいことは出てこない。

とりあえず「ハウプトバーンホフ」って書いてあるっぽい(略してあったけど)バスに乗ってみた。このころにはもうハウプトバーンホフが中央駅という意味だと理解していた私。運転手さんに「このバスはハウプトバーンホフに行きますか?」と尋ねるとうんうんとうなずいてくれた。グーグルマップを凝視していると少し遠回りするルートだったので不安になったが何とか到着。ハウプトバーンホフに着けばホテルはすぐ近くだ。

ホテルに辿り着くや否や、疲れのあまり寝落ちしてしまい、目覚めると23時半。しまったー。ホテルのバーに行こうと思っていたのに……

それからまた一眠りして午前3時、ちょっと小腹が空いてきたので関空で買ったまま機内で食べずにドイツに連れてきていたじゃがりこを食べる。いやー、日本のスナック菓子は実においしいなあ。これだけドイツでおいしいものを食べてもなお、おいしいと感じるのだからよっぽどだなあ。妙に感心しながら、ホテルがサービスで置いてくれていた水を開けて飲むと、炭酸水だった。ちょっとうれしい誤算であった。

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