#9 深夜ではなく早朝、ホテルにて
出来のいい体内時計
2019年12月22日(日)ドイツひとり旅2日目
ふと目が覚めると午前1時。日本時間でいうと午前9時。
自分の体内時計がこれほど丈夫な作りになっていたとは。結局この日本寄りのリズムは最後まで変わることなく、旅の間ずっと、夜は早々に眠くなり朝は異常に早起きだった。
スマホを見ると、ラインの未読が260件とえらいことになっている。職場の女子3人で作っている「おっさんずラブ」のグループで、最終回を見た私以外の2人がめちゃくちゃ盛り上がっていたのだ。(ちなみにそのうち1人はバリに旅行中。謎にワールドワイドな状況)
明らかに寝られそうになかったので、日本で放送されたばかりの最終回をテレ朝動画のアプリで視聴。いやあ、なんともはや大興奮。ドイツのホテルの部屋で深夜にひとり、ムフフフ、フハハハと笑ってしまった。
ドイツのテレビを見てみれば
ますます寝られなくなり、テレビをつける。チャンネルがたくさんあったので、一つ一つチェックしていく。ドラマやトークショー、各国のニュースチャンネル(日本のはなかった)、そしてこんなチャンネルも。
たき火チャンネル。これはいい。パチパチいってる。
エッチなサービスのCMずっとやってるチャンネル。いろんな性的嗜好にマッチしたサービスがあるみたい。あらまあ。
朝のシャワーで考えた
午前3時になり、これはもう朝、と認定。シャワーを浴びる。
シャワーのブース、入ってみると結構狭い! 大柄なドイツ人男性とか大丈夫? まあ、私には問題ない大きさだったので、日本から持ってきたシャンプートリートメントで髪のお手入れもしっかりする。
熱めで勢いのあるシャワーを浴びながら考えた。「なんとなくドイツかな」という状態からよくぞここまで計画を練り、実行してこれたものだ。突如達成感が満ちてきて、こみ上げてくるものがあった。
シャワーを終えドライヤーを使う。すごいパワーだ。そういえば、海外旅行先では「シャワーちょろちょろ、ドライヤーそよ風」ということも珍しくなかったがドイツは違う。この国は信用できそうだ。このあたりから、だんだんドイツのことが好きになってきたのであった。