東京駅丸の内駅舎(東京都) 謎の印の正体
1914年12月20日の明治国家の記念碑となるべく計画された。
建築家は「辰野金吾」 施工は「大林組」
建築当時は東京駅駅舎ではなく「中央停車場」だった。
赤いレンガ色に白い石の水平・垂直の線が走るファザードは辰野式とも呼ばれる。
第二次世界大戦の空襲により一部焼失したりと、形を変えながら使用されてきた。
2000年には「特定容積率適用地区」が創設され、東京駅での未利用の容積を
周辺の街区に移転・売却することで保存修復の事業費を捻出することができるようになった。
2007年には日本橋口にサピアタワーが建設。
同年より復旧工事も入り、2012年には創建当時の姿に復元された。
日本でも最大級の「免震レトロフィット」も採用されている。
と、ちょっと今日は寄り道
丸の内南口改札へ行くと
床に貼られたタイルに、謎の目印があるのはご存知ですか?
これは1921年に 当時の首相 原敬が右翼の青年 中岡艮一(なかおかこんいち)に短刀で刺され暗殺された現場の位置なのだそう。
こんな改札の近くにこっそりあるスポット
実は写真を撮りにくる人も定期的にいたりします。
日本の歴史が激動していた時代の痕跡をこんなところで知ることができる。
東京駅を訪れた際にはちょっと寄り道して、当時の気配を感じて見るのも良いかもしれません。