柔らかい建築とは! まつもと市民芸術館(伊東豊雄氏) (長野県)
〒390-0815 長野県松本市深志3丁目10−1
伊東豊雄氏の建築
2004年竣工
無理のない曲線が伊東さんらしくて可愛い。
入口から正面に伸びる階段を上がると2階の大ホールに導かれます
2階ホールのエントランスは洗練されたデザイン。
グレーの壁面タイルが整った空気感を作っていますね
照明は天井との隙間からラインで照らすのではなく、スポットライトを
並べての点表現 💡 💡 💡 💡 💡 💡 💡 💡 💡 💡
こうするとよりタイルの目地や凹凸が際立つような印象がありますね
こうしてみると壁面に開いた穴から差し込む光の円と 壁面に連続する光が対比される様に組まれていることに気づけます。
これは狙ったのかわかりませんが、人が集まるところの色が薄れていて
面白い。アートのよう。
トイレまでデザインが配慮されているかは大事なポイントですね。
表示マークが大小2つあるのはなぜなんだろうか。
誰か教えて欲しい。
シンプルに内装は構成されていますね。
ホールの外(ホワイエ)は講演の休憩時に立って待つ人・歩いて待つ人・移動する人 この辺の導線の配慮が大切だと考えますが、トイレ前はスタンディングのデスクが用意されていました。
彼女のお化粧の時間をここで待つ男性の姿が想像できます。
ホワイエを抜けるとカフェも併設
ここは正面玄関の上にあたり、光もふんだんに取り込んだ空間となっています。
個人的には家具がもう少しシンプルで、座席数も2割くらい減らして
天井から降りているペンダント照明を床から1.9mくらいまで低く垂らすものもあるのが個人的にバランスとして好きかなと感じました。
屋上へ出るとこの開放感
講演がない日でもここに来て深呼吸したくなる様な気持ちの良い場が作られていました。
ベンチも綺麗な曲線を描く設計
是非松本市へ出かける際はこちらに寄ってみてください。