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【ゲームプレイ感想・考察】英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-【PS4,5】

※本記事にはネタバレを含みます。未プレイの方は閲覧にご注意ください。
また、本記事に記載する内容はあくまで個人の感想になります。

軌跡シリーズはずっとプレイしている作品で、今作で共和国編が終わると思ってたんですが・・・裏切られましたね笑
創の軌跡みたいな集大成って感じだと思ってたんですが、純粋な続編の中にリィンやケビンの視点が入ってる感じでした。
やりこみ要素もないですね。追加DLCもたぶんないと思ってます。DLCとかいいので早めに続編が欲しいです。

タイトル:英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-
ブランド:日本ファルコム
公式サイト:
https://www.falcom.co.jp/kai/

※繰り返しになりますが、本記事にはネタバレを含みます。未プレイの方は閲覧にご注意ください。

【物語について】

ヴァンの物語としては、ロケット打ち上げるまでに各町で変なこと起きてるので、それに対応しつつアニエスの誕生日会やるぞ!といった形。
そして、色々対応してる中でロイ・グラムハートにアニエスを連れていかれ、軟禁されている情報を知り、ロイ・グラムハートの目的を問いただす必要が出てくる、という流れでしたね。
リィンの物語としては、回天の地へ行く前にエミリアと訓練して、バーゼル観光するぞ!といった形
ケビンの物語としては、ハミルトンが黒である証拠を探すためにルーファス
とラピスに協力を求めてサルバッドに行くぞ!といった形。

ぶっちゃけ、この界の軌跡(プレイ時間80時間くらい)をまとめると
・刻の至宝を破壊するというロイ・グラムハートの計画にみんな期待したけど、ダメでした。
・破壊されそうになった刻の至宝が、世界を前倒しでリセットしようとしましたが、アニエスが不思議な力でリセットではなく、「再構築」という形になりました。

悪役として描いていた人たち(ハミルトンとか)は、ただロイ・グラムハートの計画がうまくいくことを祈りながら保険をかけていただけです。(保険をかけて、何をしたかったのかは不明)
刻の至宝の破壊自体は成功?したんですが、ゾア・ギルスティンらしきものにエミリア少佐がやられ、失敗に終わりました。
失敗した際のエミリア少佐の機体がアーティファクトとなっていたため、ケビンが10年前に回収したアーティファクトの謎がここで解けます。(ループの証ってことらしいっすね)
まさかのゾア・ギルスティン登場ということで、ヴァリマールなど機神の復活が期待されますね。

調律者?となったアニエスが実行したリセットを再構築というのがどういうものなのか、不明なまま終わりました。
恐らく宇宙の正体を目撃した人たちの記憶は一部引き継がれるんだと思いますが、アニエス関連の記憶がごっそり抜けてるというのが予想です。
(ここに陽だまりのアニエスや魔女のメダイユ、ユメが作ってたアルバムなどが関わってくるんだと思ってます)

【至宝について】

タイムリープなどを展開していることから、まぁ共和国編では時の至宝だろうと思っていました。(いつ出てくんねんとなってたと思います)
この点は概ね予想通りでしたね。満を持して「刻の至宝」が登場し、物語が展開されます。

【戦闘について】

本当に戦闘のシステムは好きです。倍速モードはマジで神。
極まってくほどアーツとシャードコマンドゲーです。
一応ナイトメアで2週目もやろうと思いますが、1週目はノーマルです。
ヴァンルートはグレンデルできるときは、グレンデルして殴ってれば勝てると思います。自分はあんまり使いませんでした。

自分はヴァンルート、以下のようなパーティでした。ご参考までに。
 ヴァン(固定) 
 アーロン(シズナ)
 エレイン(アニエス)
 レン(ヨルダ、どっちもいないときはカトル)
使わなかったのは、ジュディスとカトルとリゼット、ベルガルドでしたね。
アーロンの枠はジュディスでもいいと思います。自己強化できてSクラ強くて回避も期待できるので。

アーロンは背面クラフトが強力なんですが、今作はヴェールを継続的にかける必要があるため、あんまり広がれないことやシャードコマンドでダメージが抑えられるため、前作よりは腐ってる印象。

フェリは序盤こそCPタンクをしてくれるんですが、クオーツがそろってくる終盤では途端にバイバイバタフリーになっちゃうのは変わりませんね。

しっかりシャードコマンドを使用できるなら、HP回復なども可能なためシールド展開とかいらないです。(序盤はいるかもしれない)
そのため、カトルやリゼットは今作腐ってますね。

その反面、今まで器用貧乏で腐ってたエレインが、ブースト回復のクラフトを習得したことで、必須キャラになります。

自分の戦法は以下になります。
1.必ずパーティは4人で固定させ、ブースト回復役を1人いれる
無暗に交代して、相手の攻撃でデバフくらっちゃうのを避けたい。
 ヴァンルート → エレイン、アニエス
 リィンルート → クロウ
 ケビンルート → ルーファス

2.アーツ強化のホロウコアを装備した、アーツ役を一人決める
 ヴァンルート → レンかヨルダ(※序盤はアニエスかカトル)
 リィンルート → アルティナ
 ケビンルート → ナーディア
 順調に進めると、「ケートゥスファンタズマ」という鯨アーツが使えるようになります。威力S+くらいで範囲が全体、コンボも20位出る破格性能。
 最終的には、ヘブンリーラック+アーツ50%クリティカル、アーツ後の追撃など、アーツに最適なクオーツを装備させることで大火力を出しながら、バフ解除+デハフをかけられるようになります。
 この鯨アーツずっと強いので、今作ナーフくらうかなと思ったんですが、そんなこともなく・・・お世話になっております。

3.アーツ役以外は、以下のアーツを使用できるようにしておく
シャードコマンドによって、ヴァンさんがタンクしなくてよくなりました。
そのため、アーツで味方にバフすることの方が重要だと思います。
 ・ヴェール
   チュートリアルで使えと言われるほど重要アーツ
   これないとあらゆる場面で詰むので、とりあえずかけて損はない
 ・クレセントアイ
   回避率を少しでも上げ、回避カウンターを狙う
 ・ゾディアックサイン
   全能力UPにブースト回復
   前作までのレンお茶クラフトをブースト回復付きのアーツで解決

1~3を準備して
戦闘開始後、3.のアーツを実行しながら、アーツ役はシャードブーストしてケートゥスファンタズマを撃ち続ける(このときに被ダメージを抑えるシャードコマンドを展開しておく)
ヴァン、アーロン枠のキャラは自己強化を実施する
エレインはブースト回復クラフトを実施する
ケートゥスファンタズマ後に、シャードブーストして自分たちが攻撃できるチャンスを待つ(コンボ継続状態でSクラフトをかますため)
アタック系のシャードコマンドを展開し、Sクラフトをアーロン→エレイン→レン→ヴァンの順番でかましていく(ここはブーストの残量と相談)

全てのボス戦上記を守りながらやると、大体はあっさり勝てます。
特にケビンルートは、スウィンとナーディアのSクラフトが優秀なので、コンボ稼ぎやすいですね。

【エンディングについて】

閃の軌跡を思い出させるかのような怒濤の謎要素バーン!からの終わり!
でしたね。
この終わり方で待つんだと思うと、割と辛いですね。
個人的には空の軌跡リメイクより、こっち優先してほしいレベル。
ただ、こういう終わり方した際には1年後に出してるジンクスが閃から続いているので、来年であることを祈ります。

やりこみ要素皆無なのも、来年発売するという伏線であってくれないか?

【印象強いキャラの感想・残った謎について】

1.グレンデル
 ・結局なんすか・・・教えてメア公・・・

2.リゼット
 ・1259年から飛んできた人で確定。
 ・バイトのシャノンちゃんは祖母になるのかな?
 ・1259年まで続いた世界線があるんかえ・・・?

3.ノバルティス博士
 ・今作は19999期で、前の世界線である19998期ではエプスタイン唯一の弟子という過去の記録を確認できて狂喜乱舞
 ・恐らく記憶自体が19998期のものを引き継いでいるか、そもそも19998期の人間であり、そのまま19999期に飛んできてるんだと思われる。記録を見つけた際には「私はちゃんといたんだ」みたいなこと言ってるので。
 ・同時に永劫回帰計画の全貌も理解した模様。博士からすると自分がエプスタインの弟子である世界線に戻れる認識になってるのかな?

4.アニエス
 ・ヴァンさんに振られてなかったら、どうするつもりだったんだ?
 ・なんか行動の理由が読めないので、アニエスだけ父親の計画が失敗して、ゲネシスループとかしてたのかもしれないですね。
 ・アニエス専用装備、使う機会がなかったすわ笑
 ・陽だまりのアニエス関連の伏線は次回作においてすごく重要な気がしています。どうやってもう一人のアニエスに渡すのか、必見ですね。

5.ルネ
 ・お前なんでグレンデルになれるねん鬼畜メガネ

6.残滓
 ・よく分からんままゲームが終わっちゃいました。
 ・色々教えてくれたメルキオルくんには感謝ですね。
 ・楔がどうとかずっと言ってたので、アンカーヴィルはやっぱり物語的にも重要な場所なんでしょうね。
 ・たぶんケビンの前に現れた3人はシーナ・ディルク一行だと思ってます。

7.7月12日
 ・ハミルトン博士のサルバットでの工事、カペル・オリジンの通信、ロケット打ち上げ、アニエスの誕生日など色々と重要そうな月日だなと。

8.ヴァリス五名家
 ・たぶん刻の至宝について色々知ってるんでしょう。もしくはローゼリアみたいな感じか?
 ・エプスタインはここ出身?みたいな感じだそうなので、エプスタインが未来を「予知していた」というより、「知っていた」というのが正しいんでしょうね。

9.ニナ/終わりの聖女
 ・外の理のお方であることが判明。
 ・ゼムリア人が認識できない言語とは

10.マクバーン
 ・めっちゃ名前出てましたね。たぶん次回出てくるための伏線だと思ってます。

11.ヨルダ/イクス
 ・結局イクスとの決着はつかず。イクスの目的も不明です。
 ・なんとなく、このままヨルダがヴァンの助手という位置を確立してしまうんじゃないでしょうか。リィンでいうアルティナみたいな感じで。

12.ユメ
 ・ユメが最後の場にいたことも、次回作で大きな意味を持ちそうです。目の色が変わっていたので、メア公がまた憑依していたのか・・・?

13.ルート選択画面
・ルート選択画面で、ヴァンのルートだけ折れ曲がっているのは伏線かもしれないですね。アニエスがこのような選択を取ったことで、次回作での話の流れが変わるのかもしれません。

【最後に】

もう軌跡シリーズには調教されているので、終わらなくてよかったと思ってる自分と、この終わり方で次回待つの辛いので、早めに続編をくださいファルコム様!となってる自分がいます。
Ⅱの「Final Chapter」という引きでこの内容でした。今回は「Van’s Final Episode」…共和国編でなく、ヴァンが主人公としての作品が次で最後ってことですかね?
あと、筆者はエレイン派閥です。

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