無題
色々あった。
色々あったからといって自分だけ生きることを免除される訳じゃない。
全部喜劇だ喜劇だと思うことにして自分をミスターチャップリンだと思うことにしてやり過ごす。
私の人生生き様を他人が笑ってくれないとやってられない。
笑い事にしないと自分がやってられない。
こんな一日でいいのかという毎日をただ生きるだけの日々。
何も許せないのにただ過ぎてゆく。
何にも成らないなら必要ないと思ってしまう私という人間なんか。
けれどむざむざと生き残ってしまい国の脛を齧って生きている。
無様だ。
辛うじて取り戻した創作にも打ち込み続けることはやっぱり出来なくてサボりまくりの日々。
義務になった途端消える欲求。
やりたくてやってると念じている時点でアウトだ。
息をするように何かに打ち込む人の事を本当に尊敬している。
それでも誰かに認めて貰いたくて足掻いている本当に無様だ。
私はいつから私という人間を何かが出来る人間だと思ってしまった?
中途半端な栄光と思ってた時代が余計で、ずっと燻っている人生だったら何も高望みせずに済んだろうに。
さぞ私から見下されていた人間は今喜んでいるだろうよ私が堕ちて心底楽しいだろう。
ずっと謝っているよ。勘違い甚だしかった自分を。ずっとずっと恥じている。
恥ずかしいよ生きるのが。
どうやったら楽になれるのか。
余計な雑念を排除して自分の身の丈を認められるのか。
そればかりを考えている。