熱帯夜の詩
流行色に束縛された空が今日もきれいで
今が何時代かも忘れてしまうから、
必修科目で歴史の授業をいつまでも受けなければならない。
寝ても覚めても、連日連夜の日常は
むしろ異常なのかもしれないね。
きみのことを好きな人が、きみに好きだと自白する。
一途の潜伏期間が長ければ長いほど、
純粋な人と呼ばれるならば、
トラやオオカミのように、
ずっと告白なんてしないでほしい。
きみはいつまでも、恋占いに期待する、
繊細で可愛げのない、そんな美しいだけの少年少女。
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きみのために風は吹いている
そう思えるのはきみのかけがえのない生活が、日々が、
言葉となって浮かんでくるからだと思う
きみが今生きていること、それを不器用でも表現していることが
わたしの言葉になる
大丈夫、きみはきみのままで素敵だよ
読んでいただきありがとうございます。
夜野