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プレゼン資料作成の要諦、覚書

どんなにちゃんとした資料を作っても、意味不明な順番で並べ変えたり削ったり二枚を一枚にくっつけたり変なイラストを差し込んだりして滅茶苦茶な発表をし、再上申5回目に向けてため息をついているクライアントに届きますよう…

資料に盛り込むべき要素

● セットザシーン
 - ★前回討議振り返り
 - ★今回のアジェンダ(話したいことサマリ)
 - ★最後に決断してほしいこと
● 現状分析
 - あるべき姿
 - 現状
 - ★問題
 - これまで問題解決に失敗してきた歴史と原因
 - 課題の仮説
 - 真因の分析手法・過程・結果
 - ★真の課題(キースライド)
● 施策
 - ★本取組における課題解決のスコープ
 - 課題解決方針の類型/他社での解決事例
 - ★今回の解決方針(キースライド)
● コミットメント
 - 取組体制
 - ★実現にあたって必要な投資
 - ★実現時の効果
 - ★実現のロードマップ
● 残論点と、その解消時期
● 最後に決断してほしいこと(再掲)

というあたり。

特に絶対落としちゃいけないのは★つきの項目。
(既に最低限なのでほぼ全部だけど…)

※今回は、業務改革の新PJ立ち上げを想定。ただどんなプレゼンでも要素と順番は大体同じ

特に大事なポイント

①セットザシーンをマジで練りこみ、時間をかけて説明する
⇒できていない場合、スタンスを取らずに資料を見ることになるので、資料の粗探しになってしまいがち

②ワンスライドワンメッセージ
⇒できていない場合、いずれかの要素を覚えておらず、この話抜けてるよねなどと言われがち

③半歩ずつ進む(前のページから物理的に要素を抜いてくる)
⇒できていない場合、なんでそうなったの?つながりがわからないんだけど?と資料を再説明させられがち

④関係のない写真やイラストを入れない、むやみにハイライトしない
⇒できていない場合、本来見てほしいものを見てもらえず、謎の部分にばかり指摘を受けがち

⑤現状分析は特に、実際の数字や写真を用いる
⇒できていない場合、ほんとにちゃんと考えたのか!?もっと現場ちゃんと見てこい!!と突っ込まれがち

⑥キースライドはグラフィカルに/他の頁と異なるテイストで作る
⇒できていない場合、印象に残らず、結局何がいいたいの?何をしてきたの?と言われがち

⑦これらを抑えている時間×1/2=発表分数枚×1/2以内の枚数で作る(例えば1時間の発表なら30分、15枚がマックス)
⇒できていない場合、満足に議論をする時間が取れなくなり、今回は時間が足りなかったのでもう一度時間を取ってくださいと言われがち


以上、早く上申祭りが終わりますように…アーメン

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