摂食障害27年。やはり骨粗鬆症だった②整形外科受診と治療法

前回の続き


整形外科を受診し、医師から骨粗鬆症の治療薬として4つのタイプの薬があることを説明されました。

(タイプ1)
骨吸収(古くなった骨を壊す)を抑える薬(注射)
(骨が壊されるのを減らす)

(タイプ2)
骨形成(新しく骨を作る)を促す薬(注射)
(骨を作るのを促す)

(タイプ3)
骨吸収を抑え骨形成を促す薬(注射)
(骨が壊されるのを減らして、骨を作るのを促す)

(タイプ4)
ビタミンDと女性ホルモンの薬(飲み薬)
(ビタミンDは骨の形成に必要な栄養素。女性ホルモンのエストロゲンは骨吸収を抑えて骨形成を促す)


この中で、1つめの「骨吸収を抑える注射」は長期使用するとかえって骨が弱くなって骨折する恐れがあるため40代の私には使えないと言われました。

そして私には2つ目の「骨形成を促す薬の注射」が一番良いと言われたので、このタイプの薬の中から「テリボン」という注射薬を使うことに決めました。

テリボン皮下注射薬

この薬を2年間、週に2回自分でお腹や太ももに注射します。

病院の薬剤師さんが自己注射の仕方や薬に関する説明をしてくれました。


さらに保冷バッグ、保冷剤、記録ノート、注射の曜日を書き込めるマグネットなどがセットになっている「スターターキット」のようなものをいただきました。

テリボンスターターキット?

その中にはこの治療薬を使う人たちのための「Re-Bone(リボーン)倶楽部」(無料)の入会パンフレットもありました。(ナイスなネーミングです)

この注射クラブ(?)に入会すると注射を忘れないために電話やメールで注射する日をお知らせしてくれるサービスもあるそうで、旭化成ファーマさんのサポート体制に感心しました。

「保冷バッグがもうちょっとオシャレだったらもっといいのにな」とちょっとだけ思いました(笑)


自分が骨粗鬆症である診断された時はとてもショックでしばらく落ち込みました。


しかし、きちんと治療をすれば今からでも十分骨密度を増やすことができ、骨密度を80%まで回復させることも可能であることが分かり、その治療を受けられることになったので本当に良かったです。

「骨粗鬆症になっているかもしれない」と思いながらも、何もしないで放っておいた時は心配で不安でした。

でも怖くても思い切って検査をして「自分は骨粗鬆症である」という現実を受け入れたことで治療を受けられることになり、とても安心しました。

「注射と食事と運動でこれからどんどん骨密度を増やすぞ!」って気持ちにになり、ちょっと楽しみになってきました。


肺炎と気管支炎になったおかげで骨粗鬆症の治療ができることになったので、肺炎と気管支炎になってよかったなぁと思います。






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