引越し・転園・赤ちゃん返りの試練
次男誕生まもなく、引越しをして早3ヶ月。
長男には、引越し・転園・弟誕生、と短い期間で様々な変化がありました。
長男は、繊細で几帳面な要素が強く、「石橋を叩きまくって渡らないタイプ」。
慣れない環境がとても苦手で、保育園のイベントでは、いつもと違う様子にクラスでダントツでビビり、先生または親に終始泣きそうな顔でしがみついてるのが定番の子です。
環境変化なんて、大丈夫かしら(特に転園)、と、とーーーっても心配してました。今では新しい環境に慣れて、毎日エンジョイしているので、その記録をしたいと思います。
●弟誕生〜引越し(約1ヶ月)の様子
次男の誕生後、長男は恥ずかしいのか、次男の半径1メートル以内には近寄りませんでした。
「ママと、パパと、●●くん(次男)」と会話の仲間には常に次男も入れてくれたり、次男を気遣う言葉をかけてくれましたが、次男と触れ合うのは恥ずかしい様子。
また、保育園には赤ちゃん返りで行きたがらなくなり、連れ出すのが大変になったし、着いてからもしばらく抱っこでした。
引越しについては、「もうすぐ引っ越すよー。おうちが、変わるよー」と声がけをしても、いまいちピンときてない様子でした。
そうそう、保育園最終日(引越し前日)に、彼は熱を出してお昼寝明けに呼び出されてしまいました。お迎えに行き、先生もお友達も玄関に駆け寄ってくれて別れの挨拶できましたが、その時も、明日からはもう来ないこと、分かっていませんでした。
●引越し当日
夫は育休中で、平日の引越しでした。
当日は長男をどこかに預けた方がスムーズかと思いましたが、引越しを家族の一員として体感して欲しかった思いが強かったし、長男も急に帰る家が変わるとびっくりするかと思い、心配でしたが2歳と、生後1ヶ月(ほぼ新生児)を引き連れて引っ越し業者を迎えました。
旧居にて、ドタバタと家のものがトラックに運ばれる様子を見て、長男はびっくりするかと思いきや、楽しそう。
新居に到着すると、家が広くなったのが嬉しいのか、ドタバタと走り回っていました。
「新しいのおうち、好きー!」と喜んでくれていました。
家具・家電、おもちゃはほぼ旧居のものを持ってきていたので、そこまでの変化はなかったのかもしれません。
●転園
1.初日
初日に夫と登園すると
「ここの保育園じゃない!!怒。違う保育園がいい!!」
と泣いていたようです。そりゃそうだよね。
しばらく夫が園内で一緒に過ごしたようですが、
すぐ慣れるはずもなく、先生に引き剥がされました。
その日は、担任の先生が長男と2人で、電車を見にお散歩してくれたようです。
安心できたらしくそれからは担任の先生には少し心を開くようになりました(担任の先生談)
2.転園2〜3日目
ずーっと保育園には行きたがらない様子でした。
保育園では、水も朝おやつも食べず、笑わず、抗議をするかのように過ごしてたそうです。
引越してから、気が立っているのか、興奮しているのか、毎朝5時には彼は目が覚めていました。
この後、土日が来ましたが、毎日、事あるごとに「今日、保育園なの?」と尋ねてきて「保育園行きたくない。。」と辛そうに言うので、心が痛くなりました。育休中の間は、やめさせようかと、悩みました。
3.転園4〜5日目
先生のお膝の上なら、飲み食いできるようになりました。まだ行きたがりませんが、慣れてきた様子でした。転園5日目にはお昼寝も、少しだけできるようになりました。担任の先生にも「めっちゃ、しゃべるんですね!」とびっくりされました。
ただ、私との会話では、前の保育園のお友達の名前を出してくるので、心が苦しくなりました。
4.転園2週目
まだ机作業や飲み会をするときは先生のお膝を要求するようですが、丸一日、保育園で過ごせるようになりました。お昼寝も、しっかりできるようになりました。
前の保育園からあった朝の登園拒否がなおり(!)自分から行くようになりました。
帰り道が、緑道の公園になっていて、楽しそうに一緒に走ったり歩いたりして帰るようになりました。
●まとめ
完全に慣れたな、と思うまでには、丸2ヶ月弱かかりましたが、大変だった時期は幸い約1週間で済みました。
そんな感じで、繊細で几帳面な長男には難しいと思われた転園も、なんとか終わりました。この短期間で、何百倍も成長し、一皮、二皮むけたように実感し、こんなにも成長するのか、と感激しました。大変だった1週間は、先も見えず1か月くらいに感じて退園させようか悩んだけど、続けさせられてよかったです。
自宅保育で、ちゃんと三食作ったり、相手できる自信もないので…。
転園先の保育園の担任の先生が、ちょっとギャルみたいだけど子供達には丁寧に愛情を注いでくれるので、それが長男にはピッタリヒットしたようでした。先生、感謝です。
また、親が「長男は●●だから、この子には無理or難しそうだろう」と勝手にキャップをかけていたのに気付きました。親が適性を見極めることも大切だけれど、それも外れているかもしれないし、子供の力と可能性を信じることを学びました。
長男くん、頑張ったね。
ありがとう。
※来年春にまた認可に転園予定なのですが、それもなんとかなるような、自信がつきました。