次の復職でこそ、意識したいポイントをまとめました
日がのびて17時でも明るい!最近はちょっとづつ温かくなってきたような気がして嬉しい。一方で復職も着々と迫ってきました。残り2か月です。
一人目の復職後は、両立の大変さ、子供と十分向き合えないしんどさをたくさん感じました。この育休中に色々向き合い、考える機会をつくり、第二子復職後は、それらを少しでも解消できたら、と思っています。
「次の復職後に大切にしたい視点」を決意表明(とまではいかないけど、忘れないようにメモ!)のために書きます。
私が陥ったワーママのバッドサイクル
私が陥ったことは、ワーママがハマりがちらしく、ワーママはるさんの「ライフシフト習慣術」で分かりやすく言語化してくれてる!まさにこれです。
これまでとは異なる働き方(ワーキングマザー)になると、この質の罠にハマり、バッドサイクルに陥りやすくなる。
①時短勤務や残業に制約がうまれる働き方になると、「結果の質」が落ちる可能性がある
②働き方がこれまでとは違うため、社内のチームメンバーや上司との「関係の質」が悪化することもある
③思うように働けず、社内でも肩身が狭い思いをしてくると、必要とされない感覚を味わって「思考の質」が減る
④仕事に対しての積極的な姿勢が減り「行動の質」も低下する
⑤すると再び「結果の質」が悪くなるというバッドサイクルに陥る(①)
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱する「組織の成功循環モデル」を参照し、「結果の質と、関係の質と、思考の質と、行動の質」 この4つの質でワーママが陥りやすい悪循環を解説されてます。
私は、子供が生まれて時間制約ができても、「時間とパワーに頼る働き方」をしようとしたがために、陥ったよう。
②に関しては、チームメンバーや上司が配慮してくれる方であっても、自分の思い込みで罪悪感を覚えたり変に気を遣って自分が開示できなかったりチャレンジできなかったり、ということがあるなと思いました。
復職後に気をつけたいこと
■トレードオフ思考
トレードオフとは、「何かを得たいと思ったら何かを差し出す」こと。一人目復職時は、良い評価は得られなくても、「役に立っている」「仕事はちゃんとやっている」感を出したくて、仕事も育児も頑張ろうとし、でもどっちも中途半端でしんどくなる、という状態でした。
この育休中に、子供との時間が今の最優先事項である、と自覚できたので、私の場合、子供との時間や充実感を得たかったら、仕事に費やす時間、それに伴う達成感や評価はその間手放す覚悟が必要だな、と思っています。
それは永久に続くのではなく、子供が小さいうちだけかもしれない。
先日ワーママはるさんの対談イベントでもあったのですが、「やめるルールを持つ」ということも大切かも。ルールを持つことで、その度に選択する労力を割かなくていいし、手間も減らせる。
私の場合、とりあえず今は
・人によく思われようと思うのをやめる。
・時間あるとき夕飯に「あと1品!」と思うのをやめる(自分に余力を残す)。
・ちょっと興味ある、と思う程度じゃ手を出さない。
■長期視点
トレードオフ思考と関連し、今制約があるのはしょうがないため、短期スパンで足元の数年間だけを見て悲観的になったりアップアップするんじゃなく、中長期の目線で自分のキャリアを考えることが大切。
今周りに迷惑をかけたり、自分の思い通りいかなくても、しょうがない。長期的にどうしたいのか、どうありたいか大きな視点で考えていくと、自然と今の自分がやるべきことだけに目が向けられるのではないかと思います。
■コミュニケーション・ヘルプシーク
・自分の部署の中で
前回の復職を振り返ると、つい早く帰りたいから、とか、めんどくさいことに巻き込まれたくないから、と消極的になりがち。職場のZoom等でも、化粧してないし、画面オフでいっか!となりがち。そうなると、なかなかカジュアルな仕事の相談や方向性の確認もできなくなったり、コロナで急に休園になった時にヘルプが出しづらくなる(実際、2年前自分で抱えた)。
自分の組織メンバーとのコミュニケーションを大切にすることで、家庭の状況を日頃から説明し、ヘルプを出しやすい環境を作る。ランチ会、飲み会はやるにしても、おじさん達とのランチ会って気乗りしないけど、せっかくやるなら目的もってやるとかしたら自分も積極的になれるかも。
・自分の部署の外で
自分の部署外とのカジュアルなつながりを日頃から意識する。社内のママ友、プロジェクト、以前仕事でご一緒した人、大学、同期、なんでもいいけど。リモート環境でちょっとしたことを相談しにくくなっていたり、新たなちょっと相談できるような知人ができにくくなっているので、意識したい。
■情報収集、学習
つい忙しくなると、家庭と仕事で手いっぱいでやらなくなりがちだけど、サードプレイスをゆるーく持ち続ける・本を読む・メディアに触れる。
第一子復職後、余裕がなくて全然できなかった。学習しないと、自信もなくなり行動力が落ち、自分の視野、領域がどんどん狭くなる。それゆえ、仕事もできなくなる。そして、自信なくなる、というバッドサイクル。
仕事のネタは自分にはない。外に出る。学習することで、メリハリや刺激が生まれる。
終わりに
と、気合をいれて意気込んでみましたが、果たして春からできるのでしょうか(笑)
上記外では、センスはないけど、常にちょこっと笑えることも忘れないようにしたい。
これまでワーママはるさん、育休プチMBA国保さん、育休スクラ小田木さんなどなど、たくさんの方の励ましや思考、tipsを聞いてきて、自分にヒットしたことをまとめました。おそらく第一子復職後でできなかったがために、心に「ぐさっ」と刺さったもの達です。
ワーママの仕事術的な話を聞き続けると、誰でも根本は同じことを言ってるようにも感じる。真実は一つ。大切にしたいことがなんとなく分かったように思います。
第一子復職後から、いや、社会人になった時に知っておきたかった。
この春復職したら、実際にはまた死んだ魚のようになって小さくなってるかもしれないですが、都度振り返って、悩んで、共有して、ブラッシュアップして、以前よりアップデートされた、無理ない働き方をしているといいな、と思います。
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