To be honest
すこしだけ眩暈がする。街灯を眺めながら、冷めた夜風にあたっていると、世界がベランダに縮小されて、すべてがどうでもよくなってしまう。早すぎた下駄が裸足を叩く音がする。わたしの貧乏ゆすり。何万回やっても、人とつながりつづけることは私には難しい。今日言われたおめでとうの数が、去年からの成果。1年後にはまた、ぜんぶ遠くなっている。真っ当に祝われるのは居心地が悪くて、忘れられてるくらいなほうが、何故かほっとする。もっと上手に求めたいし、求められたい。このとしは人に、よわいところを見せても平気なように、上手に甘えて、上手に頼られることを目標に、生きていきたい。
ことばにしたことが実現するのだとしたら、あたたかいひととのつながりを、もっと大事に、大切にして、色々な人と関わり合い、感じあいながら、世界を創造していきたい。
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←これ実は、猫じゃなくて、狼なんです。