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孤独の浅瀬

私が飛び込んでくれるのを待っている人に対して飛び込んでいくことは相手の希望に期待しそれに私自身の希望の責任を押し付けることだと感じてしまう。

私が一番恐れることは信じる人間から裏切られ孤独のどん底に追いやられることに他ならない。
それを避けるためには孤独の浅瀬で仇波に時折引き込まれそうになりながらも懸命に耐え忍ぶしかない。

海が母なるものとは限らないのだから。


信頼はしたいが盲信はしたくない。
あなたを信じたいから私を信じて見せて。
あなたを信じたから私を傷つけないで。
なんとも気だるい押し問答です。


永遠に続くこの浅瀬の果てにはきっと私の背中が見えるのだと思う。


20240820

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