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【第三の人生】45の章:今度は何が視えてるんだろう

*登場人物*

  • 萬里→主婦でお役目持ち。今目の前にいるみっちゃんの顔がおかしくてたまりません。

  • みっちゃん(男)→萬里の高校の先輩だけど、なぜか4つ年上w

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里の人生のキーマンです。だいたい真顔でおかしなこと言う。


ふと、みっちゃんの顔の横にみっちゃんと同じ顔が並んだ。
顔は同じなんだけどなんだか様相が違う?!

突然、何かが見え始めた!

その姿、眉毛は麿状態で烏帽子をかぶり、お公家さんのような着物を着ている。
そして、続けて送られてくる映像は、大きなお庭で蹴鞠や踊り遊び女性に囲まれ何不自由なく過ごす暮らしぶり。

『ん?これは何が視えてるんだ?』と思いつつも、とにかく笑いが出る(≧∇≦)

みっちゃんとの会話を続けながら色々考えた。考えてはみたものの
なにせ初めてのことなので答えは出ない。

結局H氏にその場で問い合わせる事にした。

みっちゃんのふざけた顔写真を撮りH氏へ送信。

『この顔の横に視える同じ顔はなんなのか?』

H氏「それは、紛れもなく前世です。平安の頃のようですね。」

萬里「え~!!前世?!何か意味ありげですね。萬里には前世も視えるんだ~?!」

H氏「はい、ちょっと今は時間がないので、サクヤさんの治療院でお会いした時に話しましょう。」

萬里「わかりました〜♪」

萬里「みっちゃん!みっちゃん!萬里、視えてたみたい!」

みっちゃん「なにが?」

萬里「みっちゃんの前世!平安の頃の金持ちみたいよ!お公家さんって言うんかな毎日遊んでる姿が視えると。」

みっちゃん「お~!すごいね~!昔遊びすぎたツケで今世はこんな生活だったのかな?!」

萬里「ん~なんか、H氏から意味ありげな返事だったから、今度詳しく聞いとくね。」

今までもあったような感覚だったけど、確定的に『何か意味のある映像だ!』と思ったのは初めて。

これまでの流れを考えていくと、お役目を受け入れる前からみっちゃんは何事もすんなり受け入れ否定もせず萬里の話を楽しそうに聞いてくれた。

そんなみっちゃんはいつも何かしらのきっかけを与えてくれる存在だった。

今回の事も『何かのきっかけ』
H氏に詳しく聞いてしっかりと身につけよう!

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祈祷師/療術師:萬里
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