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飲食店開業完全ロードマップ~ウリの商品~

飲食店を開業予定の方必見。飲食店舗開業までのロードマップを無料で完全公開~ウリの商品を作る10のヒント~


どんな業態のお店を開業するかにもよりますが、やはりそのお店が何を「ウリ」にしているのか??は集客を考える上で非常に大切です。

お客様はそのお店に「ウリ」があることで、このお店はこの商品を食べて欲しいんだ。という事が伝わります。何でもあります。何でも美味しいです。では、伝わらないですし、来店目的が希薄になります。昔はこうした総合居酒屋が重宝されたわけですが、コロナ禍を経た今、何でもありますでは消費者動かす動機にはなりません。

では、ウリの商品を作るにはどうすればいいのか?ここでは「ウリの商品」を作る上でのヒントを10個記載していきます。よければ参考にして下さい。

1.常日頃から情報収集を怠らない。

当たり前すぎてがっかりさせてしまったかもしれませんが、全ての始まりはここからだと思っています。最近は他店舗の情報をとても取得しやすくなりました。食べログ、Retty、ぐるなび、一休、YouTube、インスタグラムなど。昔はそのお店に行かなくては情報を得られなかった訳ですから、その時代から考えるととても便利です。にもかかわらず、他店の情報を日頃から集めていないとなると、相当他者より遅れていると考えて下さい。なにわともあれ、情報収集は必須です。

2.興味をひくネーミングを考える

商品の中身はそれほどたいしたことはなくても、ネーミングで注文率のあがる商品は作れます。お客様がメニュー表を見たときに、このメニューは何??と聞いてもらえるようなメニュー名を考えてみて下さい。
例えば、スタッフ〇〇くん家の畑で取れた茄子の揚げ浸し。など。これは価値も同時に伝えているケースになりますが、なんか気になる。ってなりますよね。そして名札に、〇〇くんの名前があればここでコミニュケーションも発生してなおいいと思います。

3.何かと何かをかけあわせる

これはビジネスアイデアを生み出すときにも有効です。現代社会においては、完全にゼロの状態から世の中になかった新しいモノを創出するのは至難の業です。全く新しい事を考え出すよりも、既存のモノ同士を掛け合わせたり、なかった組み合わせを考え出すことの方が、新しいモノを生み出しやすいと思われます。
例えば、最近北海道のセブンイレブンで限定発売されている、チョコミントサンドなど。これまでチョコミントは、夏の定番アイスクリーム。といったイメージでしたが、サンドイッチにする事で全く新しい商品となりました。美味しいかどうか一度食べてみたいですね。

4.撮影したくなる映える商品

これについては言わずもがなですね。注意して頂きたいのは、あまりこねくり回して、撮影してもらう事ばかりに意識を向けないことです。また、全商品のうち2~3個くらい、映えるメニューがあればいいのではないでしょうか?それよりも、全体的に綺麗に盛り付ける。とか、美味しそうに提供する。という事を意識する方がいいように思います。映えを意識しすぎると飽きが早くなります。

5.価格的訴求

価格訴求による効果は大きいと思います。なぜなら万人にわかりやすいからです。とくに最近だと、ボリュームが多くコスパが非常に良い商品。はウリになりやすいですね。しかし、ただただ安く提供する。という手法は避けて下さい。もし安くてコスパがいい商品をウリとする場合は、提供出来る根拠をしっかりと持ち合わせた上での提供をお願いします。
例えば、親戚が農家をやっていて、お米が安く手に入る。とか、嫁と二人で切り盛りしている。とか。もともと実家なので家賃がかからない。といった、経費削減に結びつく要因を持っている場合のことです。
逆に無茶苦茶高い。というのもウリになるケースがあります。ただこの場合は、都市部での成功確率が高いように感じます。

6.ストーリーのある商品

人は物語がくっついていると思い出しやすくなります。再来店を促すには、お店の事を記憶に定着してもらう必要があります。物語は記憶定着を助けます。そのためにも、商品に物語りを付加する事が可能なら、是非付加して下さい。テレビなどで紹介されるお店を思い出して下さい。大体今でも繁盛している多くのお店は、ソースカツ丼発祥のお店。先代が、お客様のわがままでつくったのがはじまり。といったようなエピソードです。
大阪だと、吉本新喜劇の近くにある「千とせ」がそうですね。芸人さんが二日酔いで訪れて、肉うどんのうどんなし。といったところから、「肉吸い」が生まれました。いまだに行列が出来ていますし、来店者の9割以上は肉吸いを頼んでいると思います。

7.価値をしっかりと伝える事

とても良い商品を出しているのに、その価値をしっかりと伝えているお店はすごく少ないです。食べてもらえればわかる。なんて思っている人は商売を諦めた方がいいと思います。こっちは千円のワイン。こっちは1万円のワインです。といっただけでも、味に対する感じ方が変化します。それほど味というのは曖昧なモノなんです。よほどの玄人じゃないと、そんな事は分かりません。
嘘をついてもいい。といっているのではありません。〇〇県の〇〇というところで採れた野菜です。〇〇県産のA5ランクの黒毛和牛です。とか、〇〇時間煮込んで作ったスープです。などは、自身は当たり前でも、お客様は知らない場合が多いので、しっかりと伝えて欲しいと思います。

8.原価原価と考えない

先に原価の話しをしましたが、ウリの商品を考える際は、一旦原価の事は忘れて下さい。どんなものを提供したいのか?という思いを優先して作ってみて下さい。原価は最後に調整していきましょう。

9.メニュー表での訴求を忘れない

例え素晴らしいウリの商品が出来ても、メニュー表での表記がわかりにくければ、これもまたお客様に伝わらない。という事になります。
ウリはウリです。と、メニュー1ページを使ってみたり、大きなPOPを作ってみたり、あらゆる表現で、ウリをアピールして下さい。いくら良い商品でも注文されなければウリにはなりません。

10.ウリのメニューにつながる仕掛けを配置

上記の内容と少し重複しますが、お客様から必ず声を掛けてもらうような仕掛けが店内や、テーブルにあれば、絶対注文につながります。
例えばすでに木の板みたいなのがテーブルに置いてあり、これ何に使うの?みたいに聞いてもらえれば、「〇〇という商品を置くときに使います。来店者の9割の人が注文されるので、先に置かせてもらってます」と言われれば、気になりますよね。これくらいの仕掛けをしておくと、新人スタッフでも、ウリのメニューをとってくる事が出来ます。

今回はウリのメニューを作っていく上でのヒントを10個あげさせて頂きました。もし参考になれば嬉しく思います。

軽く読んで少しでも参考になる点あればぜひ「スキ」をお願いいたします。

少しでも共感いただける部分がありますように。

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社長の右腕
代表 西村弘文

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