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逆さまの世界

平気で人を傷つけるくせに 傷つきやすいやつらが苦手だ
平気なフリで心を隠して ひねくれた僕はビー玉の中

逆さまの世界だけが僕の居場所で ここでは1人、誰にも傷つけられなくて
だけど息をするのが苦しいんだ

神社の階段駆け上がって 世界を見渡してみた
誰も僕のことなんか見えていない 透明みたいだ

側の石ころを蹴っ飛ばしても 世界は変わらなかった
神様に願ってみても 僕は世界に要らないまま

人のことをわかりもしないくせ わかった風なやつらが苦手だ
真っ直ぐ前を見つめてるイヌが このたくさんの雨は君の涙

だと言った気がした

緑のストロー持った子どもがはしゃいでる
空がキラキラと虹色に光った

きらめくシャボン玉覗いて 世界を反転してみた
みんな周りを気にしちゃいない  逆さまの住人だ

側の石ころを蹴っ飛ばしても 世界は変わらないけど
みんなの世界に届いたらいい そう願い歌を歌った

僕の世界が半回転して 平気なフリをしなくていいような
いつかそんな日が来てもいいかな 今はまだ逆さまの世界だ


===歌詞ココマデ===

ビー玉やシャボン玉を覗くと世界が反転して見えるらしい。

ちょっとしたことにも傷つきやすい自分は、苦手な人が多かった。
ひねくれている自覚がある自分は、周りの人はみんな自分のことを嫌っているんだと思っていた。
そうやって否定的に見られるのは嫌だけど、誰も自分のことを見ていないのは悲しいことだと思っていた。

そんな過去の自分を振り返りながら書いた歌詞です。

みんな自分のことを嫌っていると思っていたけど、
誰もそこまで自分のことを否定的に見ているわけじゃないと気がついてから、少し心が楽になった。

これが大人になるっていうことなのかもしれません。


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サムネイルのシャボン玉の写真は堀田さんに撮影いただきました!
ありがとうございます!

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