深層心理って何だろう?
代表の平山です。
これからコラムを書いていくにあたって、大前提の話を最初にさせていただきます。
我々が寄り添わないメンタルトレーニング®として提供しているサービスには、『深層心理』という概念が重要なキーとなります。
セッションを受けてくれた人には最初にお伝えさせていただく深層心理。
今回はその概要をお伝えしたいと思います。
深層心理という言葉を最初に使ったのは、
オーストリアの精神科医である、ジークムント・フロイトです。
彼がどのように深層心理を発見していったのか、詳しく話すと長くなりすぎるので、ご興味ある方は書籍等で読んでみてください。
結構面白いです。
彼が発見した深層心理という概念はよく氷山のモデルで表されます。
私たちが普段考えていることは全て『表層心理』と言い、全体の5%程度しかありません。
それ以外は全て海面下にある『深層心理』です。
つまり私たちは、実は自分の5%しか分かっていないのです。
こう言われると、直観に反しているように感じませんか?
「私とは私が思っている全てだ」と直観的に感じているのではないでしょうか。
つまり、この直観に反する現象を受け入れることが、
『深層心理を知る』ということなのです。
自分のことは、自分が一番わかっていない。
この事実を肚落ちさせることは、自分の人生を振り返り、これからの人生を考えていくにあたって非常に意味のあることです。
そしてもう一つ、覚えておいてほしいことは、
深層心理は行動と事実を作っている、ということです。
どれだけやりたくないと頭で思っていてもそれは表層心理で、
行動としてしているなら深層心理はそれを望んでいる。
この事実は最初、受け入れがたいことがほとんどです。
でもそれを受け入れられるようになると、自分の行動の意味や拒否反応、イライラの正体に気付けるようになります。
この具体例についてはこれからコラムでたくさん出していけたらと思います。
本コラムでは、
①深層心理が95%以上であり、自分の知らない自分がほとんどであること
②深層心理が事実と行動を作ること
上記2点を覚えておいてください。
この前提で、他のコラムを読んでいただけると面白いと思います。
また、簡単に深層心理について説明した講座の動画も添付しておきますので、もっと知りたい方はこちらもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。