「週休1日で働いているけどもっと休みたいと思っている人」の深層心理
前回、こちらの記事の話から、週休3日で働きたいと言っているけど週休2日で働いている人の深層心理について解説しました。
今回は逆に、すでに週休1日(もしくはなし)で働いているのに、
「もっと休みたい」と言っている人の深層心理について考えてみます。
前回の記事でも書きましたが、深層心理とはその人の言葉は参考にせず、その人の行動を参考にします。
その原則を今回の例で当てはめてみると、
週休1日(もしくはなし)で働いている(←これが行動)のに
もっと休みたいと言っている(これは話しているだけ)。
となります。
つまり深層心理的に解釈するならば、その人はとにかく働きたくてしょうがないと考えていることになります。
その人がいくら、「いや!もっと休みたいよ!」と言っていたとしても。
なぜなら、それほどまでに仕事を多くしているのもその人だからです。
・働かないとお金が足りない
・上司が仕事を振ってくる
・急な仕事がいつもはいって断れない
どれだけの理由を述べたところで、事実は変わりません。
もし、深層心理から仕事を休みたいと思っているなら、
それほど働かなければならないような暮らしはしないし、
上司から仕事を振られるほど仕事ができるように振舞わないし、
急な仕事は断っています。
それじゃー社会人としてやっていけないんだよ!
と言うかもしれません。
でもそんなことしていない社会人はごまんといます。
そうやって休みを削ってでも働いている人は、
・仕事ができるようになりたい
・休むより実績がほしい
・上司に認められたい
などなど様々な理由から、「働きたくて働きたくてしょうがない」のです。
でも、頭では(表層心理では)、
「もっと休みたい」と思っている。
この矛盾によって疲弊してしまっているだけなのです。
同じように休みなく働いている人でも、
「オレは仕事が大好きで働きたくてしょうがないんだよ!」
と頭(表層心理)でも思っている人は、
「もっと休みたいのに、働かなきゃいけなくてしんどい」
なんて悩みすら持たないのです。
なぜなら自分の行動と想いが一致しているからです。
働きたくて、働いていて、そこに悩みなんて生まれるはずがありませんよね。
でも、いっぱい働いているのに、働きたくない、と思っている人には
「なんでこんなに働かなきゃいけないんだ」と悩みが生まれます。
状況は同じでも、です。
こうして人の悩みというのは生まれています。
だから深層心理を知るということは、
「自分の行動に素直になる」ということです。
〇〇なのに、△△
という自分の言葉に気付けたら、
〇〇なのに、が表層心理かもしれない、と思えたら何か行動を変えられるかも。
というわけで今回は、
「週休1日で働いているけどもっと休みたいと思っている人」の深層心理を解説してみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。