オープンシステムってご存知ですか?
今日はオープンシステムでのお産について書いてみたいと思います。
現在出産の方法というと、
場所で考えると
・病院(大型病院、地域の産婦人科)
・助産院
・自宅出産
etc・・・
などがありますが、
まだあまり知られていないもののひとつに、
・オープンシステムでの出産
があります。
オープンシステムの出産とは、
簡単に言うと産む場所は産院や大型病院、
だけれど それまでの健診は
助産師さんや かかりつけの産婦人科 というような方法です。
“オープンシステム 出産”と検索すると、
オープンシステム、セミオープンシステムなど
各地の例が出てきますが、
今回は産院×大型病院の例でなく、
今の山梨でオープンシステムというと
について書きます。
今山梨ではオープンシステムというと
助産師さん×産院 という形でのオープンシステムがあり、
少しずつ知られ始め、
オープンシステムでの出産を選ぶ方も増えてきています^^
この方法でのお産が始まったのが、2016年。
実は山梨での最初のオープンシステムでのお産をしたのが私でした。
(これは長男のお産。120%大満足なお産でしたので、年子の長女の妊娠期〜お産も、迷わず同じ助産師さんとオープンシステムでを選びました。)
私は若い頃に中絶した時のトラウマがあり、
お産をするなら助産院か自宅出産がいいなと思っていたのですが、
自宅から近い距離に助産院がなく、
出張助産師さんを探していました。
そんな中で出逢ったのが、松浦照子さんという助産師さん。
当時私が住んでいた場所は照子さんのところから遠く、自宅が難しいとのことで、
その間にある照子さんの提携されていた産院でのオープンシステムを提案され、そうすることにしました。
オープンシステムのお産では、
普段の妊婦健診は自宅などで、
検査がある時の健診は産院で
(MY助産師さんも同行してくれる)、
お産をする場所は産院で、ついてくれるのはMY助産師さん
という形になります。
妊娠初期からお産、そして産後…と、
同じ1人の助産師さんと共に歩めた時間はとても幸せでしたし、
家での健診ものんびりとリラックスできる温かな時間、
聞きたいことはなんでも聞けて 答えてくれる。
お産のこと意外にも夫とのことなど プライベートな話もたくさん聴いてもらいました😆
当時我が家は田畑のある暮らしをしていたので、
助産師さん、サポートの助産師さんも一緒に
出産前に田植えをしたり、2人目出産前には餅つきも一緒にしました^^
今でも 付き合いは続いており、
こどもの症状で何か困った時などには相談させてもらっています☺️
【オープンシステムでの出産】
この方法が選択できるのには、
照子さんや 他の助産師さんが
産院に掛け合ってくれたから、
そしてそこの産院の先生も理解のある方で受け入れてくださったからこその選択肢です。
病院でのお産でも満足されているお母さん方もたくさんいらっしゃるので、
この方法を贔屓にしたい訳ではありませんが、
“選択肢がある”ってこと自体が
なんてありがたい環境なのだろう✨と思います☺️🍀
オープンシステムのメリットとしては、
🍀高齢出産で自宅出産が無理な場合にもMY助産師さんにお願いしてのお産ができる、
🍀助産院での出産だとお産1ヶ月程前のGBS検査で陽性が出てしまうと、嘱託医の病院でのお産になってしまうが、
オープンシステムなら産む場所は産院なので、GBS検査で陽性であったとしても、MY助産師さんについてもらってのお産が可能、
🍀何か緊急時にも 産院なので、対応できる範囲のことはそこで対応が可能。(対応できない緊急時には第3機関へ搬送になります。)
🍀親世代の理解も得やすい
🍀母子の状態が良ければ早めに退院も可
🍀1人の助産師さんと妊娠からお産、産後までを共に歩める、安心感。
とこのあたりでしょうか。
デメリットは
お産の際に、助産師さんと産院とそれぞれに支払うものがあるという
費用の部分かな。
(ちなみに産院での検診の際の費用は両方でなく、助産師さんへは同行費のみとなります。)
費用については 今後変わっていくかもしれませんし、
これもケースバイケースです。
(私の時は長男出産時は母子の状態に問題がなかったので 産んだ翌日に退院となり、入院費があまりかからなかったので 割と平均的だった気がします。逆に長女の時は予定日を2週間過ぎても産気づかず、お産前後併せて1週間の入院期間があった為、費用もかさみました。)
とても気になる部分ではありますが、
意外とお金のことはなんとかなっていったりもするものです。
自分が本当にどんなお産がしたいか?
そこを大事に選択したらいいと思います🍀
オープンシステムでの出産の詳細は、
“出張さんばステーション”
こちらを御覧ください。
助産師さんとのオープンシステムはおそらく、
日本全国の中で山梨県が一番進んでいるのではないかな?と思います。
これを学びたいと 各地から助産師さんが勉強に来られたりもしているようです。
今山梨でオープンシステムでのお産を受け入れてくださっている産院は、
山梨市立産婦人科医院と、
韮崎おはな産婦人科になります。
助産師さんによっては長野の一部エリアにも対応してくださいます。
もし今後、妊娠することがありそうな方、
気になる方は、頭の片隅にこんな方法もあるんだ💡
ということを留めといてもらえたらいいのではないかな^^と思います。
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