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【介護保険ってなんですか?誰が使えるの④】

【介護保険ってなんですか?誰が使えるの④】


お久しぶりです。
介護の世界を笑顔にしたい
看護師のいなむら 江美です。


ここまでのんびりと介護保険について
記事にしてきましたが。
今日は65歳未満なのに介護保険が
使えるケースのお話をしたいと思います

もともと、介護が必要な人のサポートが
目的になっている介護保険の被保険者は
65歳以上の「第1号被保険者」
40~64歳までの「第2号被保険者」
に分けられます。

介護保険適用で介護サービスを
利用できるのは、原則として
要介護・要支援認定を受けた
65歳以上の人です。

では、第2号被保険者というのは?


第2号被保険者(40歳〜64歳)
保険適用で介護サービスを利用できるのは
「特定疾病」が原因で要介護状態となる
という制限があります
では、特定疾患ってなにがあるのか、
特定疾患ってどんな病気なのかですよね


厚生労働省が定義する
介護保険制度の特定疾病は
「心身の病的加齢現象、
医学的な関係があると考えられる疾病、
そして加齢とともに生じる
心身の変化が原因となり
要介護状態を引き起こすような
心身の障害をもたらすと認められる疾病」
となります。

簡単に言うと言うと、
「加齢と関係があり、要介護状態の
原因となるような病気」なのです!!


特定疾病とされている16種類の
病気、病名です。

1:がん(末期がん)
2:関節リウマチ
3:筋萎縮性側索硬化症(ALS)
4:後縦靱帯骨化症
5:骨折を伴う骨粗鬆症
6:若年性認知症
7:進行性核上性麻痺、
 大脳皮質基底核変性症、および
 パーキンソン病
8:脊髄小脳変性症
9:脊柱菅狭窄症
10:早老症
11:多系統萎縮症
12:糖尿病における腎症、網膜症
  神経障害 
13:脳血管疾患
14:閉塞性動脈硬化症
15:慢性閉塞性肺疾患
16:両側の膝関節又は股関節に
著しい変形を伴う変形性関節症


一つ一つの説明は省略させていただきますが
65歳未満だからどうしようとか
若いから使えないのかな?
などと不安になることもあると思います

例えば『末期がん』のかた
介護保険と医療保険をうまく使うことで
介護サービスを利用して
在宅で過ごす時間を快適に
家族と一緒に過ごすことにも使えます

介護なんて高齢者の話とか
先のことなのよなんて思わないで下さい

もちろん病気にはならないほうが
いいに決まっていますが
その時に知っていたら良かったや
どうすると快適に暮らせるかを
選ぶことができるのです

自分でも、親でも大切な人の
大切なときに活かせるように
少しでも多くの人に知ってもらえたら
嬉しいです

私の願い
介護される人もする人も笑顔を社会!
のんびり発信頑張ります!

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いなむら 江美

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