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ファクトチェックは欠かさずに

少し整理しておかないと。

新トランプ政権が発足した。今回の方が、おそらくはやばそうだ。
政権発足時にトランプさんの横に並んでいたのが、TESLAのイーロン・マスク、Googleのサンダー・ピチャイ、Metaのマーク・ザッカーバーグなどなど、アメリカで生まれ全世界へと普及したプラットフォームの現CEOたちだったという。
切り分けて考えないといけない。
トランプさんの言っていることやしていることにどうにも賛同できなかったところで、GmailやGoogleのサービスを使うのを今すぐやめるのかと言ったら、そんなことはできない。SNSであるInstagramをやめること自体はできなくはないが、基本的に撮影した写真をいつでもアーカイブして見られるようにしておく自分のための空間として使っており、Instagram経由で新しい美術展、楽器、最新ニュースなどの有益な情報を得ることも多いので、これもまた今すぐやめることはできないものだと思う。
スウェーデンのSpotifyのCEOもトランプ政権の発足にお祝い金を払ったということで、昨日ニュースになっていた。が、これも今すぐじゃあApple Musicに移行するというものでもなかろうとは思っている。
Apple社がここに軒を連ねていないのは、現CEOのティム・クックがゲイであるという出自もあると思うのだが、少々やりすぎなiPadのCMにゴーサインを出した人物であることを鑑みれば、ゲイであるという他はそこまでアメリカの富裕層と考えに違いはないように見える。

で、問題は切り分けなんだろうなと思う。

パレスチナの停戦がかなって、今現在は大規模な爆撃は行われていないそうだ。
イスラエルやイスラエルの企業と交易がある会社をボイコットしようみたいなポストがInstagramから流れてくることがあった。が、私はそこまですることはないかと思って、その時もあまり気にしなかった。というのは、金は天下の回りものだからという理由が1番大きい。
もしイスラエルと取引がある企業のサービスを使わなかったところで、私に支払い義務がある新宿区や東京都、日本のための税金がイスラエルを支持する何かのために拠出されていても、私にできることはないのだから。
Change.orgとかでイスラエルと交易をしている会社に、今すぐ取引をやめさせようとか、そういうバトンが回ってきた時はもちろんすぐに署名した。
私にできることはそれぐらい。今の利便性を大幅に減らしてまでボイコットをしようとは思わない。そういうことはどうか、金銭的に選択肢が多い富裕層の方がやってくれたらいいのだと思う。私はそういう第3の選択がある方の人間ではないから。

で、切り分けが大事なのだ。
できることはする。無理しないとできないことはしない。

先ほどはCEOが何たらという例を出したけども、CEOの考え方が会社の総意というわけではあるまいとも思っている。

今できることは何かと考えると、何というかブレずに生きるということならすぐできると思う。
トランプ政権下の2025年〜2029年は、きっと2020年代前半にも並ぶほど、とんでもない事件が頻出することだろうと思う。事実確認はする。ファクトチェックは欠かさずにやろうと思う。が、話題にはしない。少なくとも、ソーシャルメディアで一々、うわぁなんて酷いんだみたいな共有をしたりはしない。多分、話題にしないことが、アルゴリズムに働きかける今のところ唯一の方法であるように思えるから。

きちんと知ることをやめない。でも、話題にするのは避けよう。
2029年、世界情勢はどうなっているだろうか。できることをして生きていこう。強かに。少しずつ、自然と変わらないといけないところは変わっていこう。変えていこう。どっしりと構えて。

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