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正誤の推論|SPI3非言語対策
■正誤の推論の解法
◆「Pが正しければ、Qが必ず正しい」の判別法
論理的に正しいことを調べるためには、
すべてのPのパターンを考えて、どんなPのパターンでもQに当てはまる
ことを考える。
例えば、
サイコロを1個投げて、
このとき、Pのすべてのパターンは 3、6 であり、どちらもQに当てはまる。よって、「Pが正しければ、Qも必ず正しい」は正しい。
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サイコロを1個投げて、
このとき、Pのすべてのパターンは 2、4、6 であり、2、4 のときはQに当てはまらない。よって、「Pが正しければ、Qも必ず正しい」は誤り。
■例題1【正誤の推論】
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◆例題:トランプが複数枚あり、次のような記述があった。
P:トランプは全部で 12 枚ある
Q:ハート4枚、ダイヤ3枚、スペード5枚がある
R:赤いカード7枚、黒いカード5枚がある
これらの記述はすべて正しいとは限らない。
次の推論のうち、論理的に正しいものをすべて選べ。
①「Pが正しければ、Qも必ず正しい」
②「Qが正しければ、Pも必ず正しい」
③「Qが正しければ、Rも必ず正しい」
④「Rが正しければ、Qも必ず正しい」
⑤「Pが正しければ、Rも必ず正しい」
⑥「Rが正しければ、Pも必ず正しい」
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◆例題解説
①「Pが正しければ、Qも必ず正しい」
トランプ12枚は様々な種類の組合せがあり、必ずしもQの組合せになるとは限らない。
よって、①は誤り。
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②「Qが正しければ、Pも必ず正しい」
Qのハート4枚、ダイヤ3枚、スペード5枚でトランプは合計12枚あるので、Pも必ず正しくなる。
よって、②は正しい。
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③「Qが正しければ、Rも必ず正しい」
Qの組合せは、ハート4枚とダイヤ3枚で赤いカードが7枚となり、スペード5枚で黒いカードが5枚となる。これより、Rが正しくなる。
よって、③は正しい。
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④「Rが正しければ、Qも必ず正しい」
Rの赤いカード7枚、黒いカード5枚は様々組合せがあり、必ずしもQの組合せとなるとは限らない。
よって、④は誤り。
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⑤「Pが正しければ、Rも必ず正しい」
トランプ12枚は様々な種類の組合せがあり、必ずしもRの組合せになるとは限らない。
よって、⑤は誤り。
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⑥「Rが正しければ、Pも必ず正しい」
Rの赤いカード7枚、黒いカード5枚でトランプは合計12枚あるので、Pも必ず正しくなる。
よって、⑥は正しい。
したがって、答えは②、③、⑥は正しい。
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