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「正解」と「わたし」のあいだがら

今年も残りわずかですね。
最近、新しいことを始めたので、今回はその話を書いてみたいと思います。始めた理由は、自分の「テーマ」に繋がっていると感じたからです。ちょっと大袈裟なんですが、わたしの「テーマ」について話しますね。

わたしは結婚で夫の住む奈良に引っ越すことになったので、住むところも仕事も「変える」という経験をしました。よくある話ですが、新生活に慣れるまでそれなりに時間がかかりました。
そのような経験があったからか、結婚後にキャリアコンサルタントの資格を取得し、就活生の相談にのっているのだと思います。「ライフイベントを控えた人のお手伝いをしたい」という思いをずっと持っているので、仕事だけでなく、無料相談会スタッフなどもしてきました。

数年前に「お話を聴く以外にも何かやりたい」と思って始めたことは、このWEBサービスのnoteに自分のこれまでの体験を投稿することです。わたし自身が人生の先輩たちのイロイロ話を聞いてよかったと思ったように、わたしの人生の「イロイロ話」をnoteに書くことで20代30代の方々の役にたったらいいなあ、というゆるっとした理由です。

今年に入って「人と一緒に何かをつくる時間を増やしたいけどどうしよう」と思っていた時期に、SNSでフォローしているAYAweek2025さんが来年春のイベントに向けてボランティアスタッフ募集をしていることを知りました。
去年AYAweek2024主催のセミナーに参加して、わたしもそうなんですが、若いときにがんにかかった人たち(AYA世代※1)は、就学、結婚、などの様々なライフイベントに直面して、自分らしく日々を過ごせるようになるまで「時間がかかる」ということ、サポートを必要とする人が「多い」ということに気づくことができました。                      来年も参加しようと思っていたのですが、偶然、スタッフ募集の記事をみて「半年間限定の活動だし、応募しよう」と応募ボタンを押しました。

AYAweekは約6つのプロジェクトチームがあります。わたしは「がん教育チーム」で頑張ることになりました。本格的な活動はこれからなのですが…さっそく楽しい経験をすることができました。
今月、がん教育チーム主催のイベントで話をしたんです! X(旧ツイッター)のスペースで、「『がん』と『自分らしさ』 ~十人十色~ 人との接し方は色々 私の場合」というテーマでした。始まる前は「一時間も話せるかな」と心配しましたが、司会の方が引きだしてくれたおかげで、あっという間の一時間でした。

イベントがおわって気づいたことは病気と闘っている人への正解な言葉がけとか、接し方はないということを自分は伝えたい!ということです。相手との関係性にあわせた言葉がけとか、接し方が必要だと思う~と。絶対的な正解がないから考えて悩むことになるけど、そのプロセスが大切なんじゃないかな、と。

さて、がん教育チームの本格的な活動はこれからです。楽しくやっていきたいと思います。またここで進捗報告をさせてください。

※1:具体的には、15歳から39歳のあいだ(Adolescent&Young Adult)に、がんに罹患した人たちを指すそうです。
  → https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/AYA/index.html


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