情報デザイン2 (2021)-レビューとブラッシュアップ
授業概要
2021年度の課題「都市の暮らしとスマートサイネージ 」
急激に変化する都市圏での暮らしにおけるスマートサイネージ の接点を探り、人々に役立つ企画を検討します。また、実際にUI設計まで検討しモックアップを作成しユーザーテストを行います。
制作の過程では、スマートサイネージ の企画・制作に関わる企業にアドバイザーとしてご指導頂くことで、実践的な視点を重視しながら制作に取り組みます。
◉6月21日企画のレビュー
この日はスマートサイネージ の企画・開発に携わっていらっしゃる企業様から、学生たちの企画案についてレビューをしていただきました。
リモートでレビューミーティング。学生たちは、検討しているアイデアを画面共有して企業様に説明しました。企業様からは、1チームごとにアイデアのブラッシュアップについてアドバイスを頂きました。
ターゲットユーザーの設定についての妥当性や、社会課題の捉え方など様々なアドバイスを頂き今後の検討課題を持ち帰りました。
あるチームが提案した企画案
このチームは「AIと愛」をテーマに、みんながより良い暮らしを続けていけるコンテンツを検討していました。「散歩」や「幸せ」をテーマに取り上げていたところ、企業様からのレビューで「ウェルビーイング」についてアドバイスをいただきました。今後はこのキーワードを中心に企画案を練り上げていく予定です。
◉6月28日レビュー後のブラッシュアップ(コンセプト)
レビュー後はいよいよコンセプトの決定にむけてアイデアをブラッシュアップしていきます。
ここまで画用紙模型やイメージボードで発想してきたアイデアを、一度言語化します。
また、企業様からのレビューから「テーマ」の深堀りが重要という指摘を受けたチームが多かったことから、テーマについてもう一度マインドマップ形式で整理をしました。
ターゲットとニーズ、インサイトを言語化し、コンセプトを導きます。
7チームのうち、半数のチームは副都心周辺をもう一度フィールドワークしてテーマの捉え直しや素材を収集しました。コンセプトが確定してからの再調査は、一度目には気にしていなかった視点も持つことができ有意義な調査になったようでした。
今後の授業スケジュール
7月5日 トーン&マナー、ワイヤーフレーム
7月12日 中間発表
7月19日 ユーザテスト
夏休み ブラッシュアップ
9月6日 コンテンツの完成
9月16日 プロジェクト発表