面倒くさい自分と犬を愛する

朝、起きたら脱水症状を起こしていた。
なぜに…いや、そういえば昨日の夜全然水分を摂っていなかったな、と思い出す。
とりあえず急いでウォーターサーバーの水をがぶ飲みした。
こういう時ありがたいなぁ…
ありがたい。
未だかつてないほど喉が渇く。
飲んでも飲んでも渇きがおさまらず、喉を通った瞬間に蒸発していくようだ。

自分がだめだなぁ、と思う部分はいつもある。
それでも愛していくんだよなぁ。
自分を助け、守りながら生きていかねば。

昨日夕方ごろに公園を歩いていたら、犬を散歩させている女性がその公園に咲く花たちの名前を教えてくれた。
どうやら見かけよりも沢山の木々が植えられているらしい。
夏には紫陽花が蕾をつけるけど、日が当たらないから綺麗に咲くことは出来ないのよ、と言っていた。
満開の白梅の下で、黒っぽい犬が地面でなにかを見つけて咥えている。
美しい夕陽と、今月末ごろに咲くであろう枝垂れ桜を見ながらこの春の楽しみを想った。