台北の『ノスタルジックな街』代表、九份
旅行記の続きを書きたいのですが、ほかに書きたいことがあって進んでいませんでした。
と、いうことで台湾旅行2日目の午後〜3日目の午前にかけて過ごした、九份での出来事について書きたいと思います。
忠孝復興駅から1062の金瓜石行きのバスに乗り込み、九扮へGO!
九份は山の上にあるので、9割がた雨の日なんだとか。
山が近づくたびに雨も強くなっていきます。
渋滞していたら到着まで1時間半はかかるかも、と言われている九份ですが、ものの1時間ちょっとで着きました。
昼3時の風景。どよーん。早めのチェックインを済ませ、九份老街に繰り出します。
夕暮れ時が写真映えするので、17時半くらいまでゆっくりお茶することに。
お茶受けの梅が美味しすぎました。グラッセみたいな味?砂糖で煮ただけのシンプルな味付けです。
どこのお店に行っても、中国茶を頼んだ時にかかる「お湯代100TWD」って結構謎だな・・・と思っていたのですが、サービス料なんだなとわかりました。
鉄瓶にはたっぷりのお湯、そして下にはアルコールランプ。お湯が切れないようにお湯を足したりサービスし続けてくれるのがお湯代だったのです。しかも、席の時間制限もない。
わたしにとっては手厚いサービスでした。ありがとうございます。
さて、九扮といえば夕暮れ〜日没の風景。
これを見るために来ましたからね。
九份は19時には結構な数のシャッターが降りてしまうので、炒めビーフンとチキンスープで夕飯を済ませ、早めに宿へ戻りました。
この日泊まるドミトリーのロビーで、大阪から来た大学生のたつきちくんと知り合います。
徒歩で2ヶ月(60日)かけて台湾を一周する道のりの途中だったようで、この日は旅の57日目。ゴール直前です。
ビールを飲みながら、実に4時間近く二人でロビーで語ってました。わたしの過去トークから、ややおかしい価値観、はてまたセルフイメージの話まで。
盾で自分を守ろうとしない、心を開いている人とは話が弾みます。たつきちくんは心が素直なよき青年でした。
「日本でも飲もうね!」とSNSアカウントを交換してこの日はお開きに。
九份でディープトークの夜が明け、のんびりとした朝がやってきました。
チェックアウトしようと思ったら、宿の予約をしたサイトにお金を払っているのに、宿から宿泊料金の請求がありました。
why?
実は、booking .comでの予約時にクレジットカードで決済したのですが、この決済は仮予約のためのデポジットだったそう。実際の宿代金は宿泊施設に支払うことになっていたようです。
優しくて丁寧な、宿のおばさんが困っている!でも、コミュニケーションが行き違ってる!
Oh! No!!
そこでロビーにいた、たつきちくんにヘルプ!!
彼に通訳を頼み、無事に宿代を支払いました。おばさん、本当すみませんでした。
昨夜仲良くなった、中国語を話せるたつきちくんがいなかったら、わたしは相当追い込まれていたと思います。
出会いに感謝!うまい具合に人生運びますねえ。
さて、チェックアウトも終わったので、宿の目の前のバス停からバスにのり、台北市内へと戻ります。