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ヨーグルトメーカー その1

ヨーグルト、あんまり食べないんだけどなあ、と思いつつ、

せっかくなので、ヨーグルトを作ってみる。
私はカスピ海ヨーグルトが好きなのだが、カスピ海ヨーグルトは常温で出来る。せっかくヨーグルトメーカーが来たのだ、普通のやつを作ってみよう!

で、種菌として、ちょっとお高そうな「R-1」というのを選んだ。食べたことはない。なぜなら、私はカスピ海ヨーグルトが好きだからだ。

1000ml入りの牛乳パックから100ml抜いて、代わりにR-1ヨーグルトを入れる。混ざりやすいように、入れる前によく振った。いつもなら絶対しない、愚行だ。

ヨーグルトモードで、9時間。

何と!温かいヨーグルトが出来上がった!
それも、牛乳パック1本分!

温かいヨーグルト。うーん、私はやはり、慣れ親しんだ冷たいのがいい。そして、温かいヨーグルトは、少しゆるい。

冷蔵庫で冷やして、翌朝いただいた。
ヨーグルトだ!
ヨーグルトがいっぱいあるのが嬉しくて、がぼがぼ食べた。ヨーグルトは健康に良いと言うが、こんなに食べては身体に悪いだろう。でも嬉しいから、初日はまず、喜びを味わうことを先行させる。

そして、何と!このヨーグルトから、ギリシャヨーグルトやクリームチーズが作れるらしい。
早速、トライ!

要は、ヨーグルトを水切りする、という事なんだけど。ヨーグルトをコーヒーフィルターにセットし、冷蔵庫に入れておく。

すると、ホエーとギリシャヨーグルトが分離される。

そのギリシャヨーグルトに、塩を入れて混ぜると、クリームチーズのような物になるという訳だ。
本物のクリームチーズではない。あくまでも、それ風のものだ。

作ってみて分かったのだが、この、塩が、いい仕事をしている!これがなかったら、ただのギリシャヨーグルトなのだ。
塩を入れる事により、クリームチーズに近づく。

パンに塗ってみた。
うーん。良く分からない。
そもそも、普段、クリームチーズをパンに付けないからなあ。
そのまま食べるのが美味しい。
今度はこれで、チーズケーキを作りたいなあと妄想する。

残ったホエーは、小麦粉に混ぜて焼いてみた。酸味が残る。
味噌汁にしてみた。酸っぱい。
トマトの代わりになるだろうか?今度やってみよう。

夢が広がって、広がって、収集がつかない!
楽しいーーー!!


つづく

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