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3翁

先日ラジオを聞いていたら、尊敬するお爺さんが3人いると話していた。
そして、何と!その内の一人が、私の大好きなあの人であった。

あの人とは、水木しげる氏である。

何だか最近、水木しげるが好きだという話、よく聞くなと思う。(と言っても二人目😅)
不思議だ。
今までは、あまり共感されなかったのに。

私の好きな3翁は、
水木しげる
やなせたかし
赤塚不二夫
である。

別に、翁でなくてもいいんだけど^^;
もともとは、皆若者であったし。当然だけれど。
なので、佐野洋子も加えたい。そんな事してると、どんどん増えそうだけど。

眺めてみると、皆、絵を描く人たちだなと思う。
しかし私は、彼らの作品というよりも、人柄に惹かれるのだ。


一番惹かれる所は、多分、器が大きく、おおらかな所だ。ひどく、ひどく、憧れる。
世間の常識を、ぴょーんと優雅に乗り越えて、我が道を進んでいるように見える。いいなあー!!
どれも、本やネットからの知識だけだし、私の偏見も多分に入っているから違うかもしれないけれど。

今、赤塚不二夫の娘、赤塚りえ子の
「バカボンのパパよりバカなパパ」を読んでいる。

フジオ・プロでは毎日どんな面白いことが起こるか分からない。真夜中でも何か面白いことが突然始まるので下手に帰ってしまうと、次の日、前日にあった楽しいことを聞かされ、残念な思いをする。だから、スタッフももったいなくてなかなか家に帰れなかったらしい。

「バカボンのパパよりバカなパパ」より

何てステキなんだ!と思った。

私はなぜ明日も生きようと思うのか、と考えたことがあった。こんなに生きることは苦しいのに。
で、明日面白いことがあるかもしれないから。それを見たいから。という結論に至った。
そのモチベーションだけではなかなか難しい部分もあるのだが…
フジオ・プロに私の人生の理想を見た気がした。
これは、仕事も、生きるのも、楽しかろう。

ついでに。
水木しげるの父と
佐野洋子の父も
(エッセイの中に出て来る限りしか知らないが)すごく好きだ。

佐野洋子の父の言葉
「金と命は惜しむな」
衝撃的だった。かっこいい。

水木氏の父が説いていた、「なんとかなる主義」そんな名前だったかな?(手元に本がないので、ネットで調べた)
引っ越しで、本を全て売ったのだ。また読み返したいなあ。


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