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今と、その先の視点
あれが出来ない
これが出来ない
あの時、ああしておけば…
と、
つい自分を責めてしまいがちだけれど、
「私が今まで生きてきた」っていうだけで、もう充分なのだと気がついた。
だって、
生きるの、
ものすごく大変だったもの!
何しろ、私、0歳、産まれた時が、宿命大殺界!
良く知らないけど、何か大変そうでしょ?(*﹏*;)
真っ暗闇を、何とか生きてきた。
もちろん、ご飯を食べられる事だって、何もかもが他人達のお陰で、私は生きていられる、と言うことも知っている。
(深く知っているか、と問われると、自信はないのだが)
でも、私の感覚としては、「一人で何とか生きてきた」っていう感じなのだ。
でも、それは、私だけではなく、他の人の話を聞いていても、思うのだ。
「よくぞ生き伸びていらっしゃったー!お陰でお会いできて、嬉しいー!」って。
生きるっていうのはやっぱり大変で、色んなことが、突然、有無を言わさず起きる。
例えば、不貞腐れた人がいるとする。他人の悪口を言い、世界を呪い、汚い言葉を吐き捨てる。
その人と友達になりたいか、と問われれば、なりたくはない。
だが、何十年、何百年後、もう私が消えてしまった世界から、今を生きているその人を見ると、何だかキラキラしている気がするのだ。
これは、古い、古い、私が生まれるよりずっと前の写真を見ている感覚に近いのかもしれないな、と思う。
その時代に、実際に生きていた、生きて、何かを感じ、時を過ごしていた人間がいた、という事実を見せられる感覚。