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ジョニー

今日、アメリカはベテランズ・デーだった。
ベテランズ・デーというのは

復員軍人の日(ふくいんぐんじんのひ、英語:Veterans Day)はアメリカ合衆国の祝日で、復員軍人を称えるためのものである。退役軍人の日(たいえきぐんじんのひ)、ベテランズ・デーとも呼ばれる。

11月11日で、他の国々では第一次世界大戦休戦記念日又はリメンバランス・デーとして、同一の日が祝いの日となっている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


アメリカ国内各地ではパレードがあったり
レストランなんかでは、昔国の為に戦った人達や
現役軍人さん達の食事が無料になったり
特別割引なんかしてくれるところもあるみたい。
ま、祝日になろうがなんだろうが私はお仕事だったわけですけども!
でも、
そんな日なんだなぁと思いながら聴いた
リーガルリリーの『ジョニー』で色々考えてしまった。

(相変わらずの野音のライブが好きすぎるでやんの)

この歌は映画『ジョニーは戦場へ行った』を
モチーフにしてるって言われてて
まさに「あぁこのことだ」って連想させる歌詞もちらほら。
主人公の名前はジョーだが、
“ジョニー” というのはどうやら
戦争へ行った兵士の事をそう呼ぶんだそうだ。
戦争映画だけど全然アクションではなく、
ただただ苦しくて
「ころしてよ、ころしてよ」とまさに願ってしまう映画だ。

私にとって戦争とは過去に起こった出来事のつもりだったし
今もこうして平和に暮らせている。
でも世界のどこかでは今も戦争は起こっていて。
戦争なんて勝ったら正義で負けたら悪、
本当に紙一重だ。
戦っている人達はきっと自分たちこそが正義だと思ってる。
正義なんて厄介なものだ、
振りかざされて被害を喰らうのは立場が弱い人たち。
戦う人達だって命を落としたり
死にたくても死ねないジョーになりかねない。
辛いとか可哀想とか、口にするのは簡単だ。
むごいニュースからは目をそらせてしまうし。
良くないことだ、でも私には何ができるんだろう。

ジョニーを過去のものにしたいし
生活を奪われ殺される人たちがいなくなってほしい。
なにより子供が犠牲になるニュースは本当に心がやられる。
「普通」の生活が送れる日々があたりまえにきてほしい。
だから、私は無関心ではいたくない。

『ジョニー』を聴きながら
そんなことを考えた私のベテランズ・デーでした。

今日が終わらないうちに書き込めてよかった。



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