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コードギアス 奪還のロゼ第3幕 感想

現在公開中のコードギアス奪還のロゼ第3幕の個人的な感想を書いていきたいと思います、ネタバレ注意してください!


1,忠義の騎士

 コードギアスに限らず、物語の中でも特に輝いて見えるのが主従の信頼関係だと思う。騎士が主人のために忠誠を誓い、主人の剣となり、盾となる。そんなあり方にとても美しさを感じる。
 コードギアスで忠義の騎士と言ったら、ギルフォードやジェレミアなどが上がると思うが、奪還のロゼではヴァルター・リントシュテットが忠義の騎士だった。ネオブリタリアの幹部らが個人的ヴな騎士の理想像からはなれていたため余計にらしく見えたのか、元々の主人であった人物の子供にまで忠誠をもって仕えるというのは騎士の鏡すぎて尊敬にた憧れの感情を持ってしまった、自分もそこまで尽くせるような人物に出会ってみたいなぁ、、
 特にジェレミアの名言ともいえる「君には借りがある・・・」のセリフがめちゃくちゃ好きなので、主人の子供に対しても忠義をもったという共通点からジェレミアが連想されてカッコよさが格段と違ってみえた。
 物語の登場人物たちの関係性といったら友人、恋人、仇敵、ライバル、、などいろいろ挙げられるがコードギアスでは主従という関係が多くまた重要視されているように感じる。高度な兵器が主力となって戦争が行われる反面、騎士と主君とういわば中世的な文化が存在しているのは普通だったら歪に感じてしまうがそんなことはなくて、崇高で物語の軸ともいえる関係になっているのが面白い。ヴァルター・リントシュテットはどんな忠義の形を見せてくれるのか、ほんとに楽しみ!

2,クリストフ・シザーマン

 第3幕では適役のキャラが活躍した回でもあった。特にクリストフ・シザーマンは魅力的なキャラだった!!ギアスに対して本格的に科学的面からのアプローチをして攻略していったのはギアスvsギアスとなる対決が華ともいえるコードギアスで異質であったし、サクヤを追い詰めていったのは嫌なことをしてくる嫌な適役だった(誉め言葉)
 アッシュとの師弟関係も意外だったし、師弟対決も武人としての側面が垣間見えるのがギャップだ、、
 でも、シザーマンの最期は武人としてだったと思う。あのシーンだったら科学者としてなら興味本位でもかかってみよう、なんなら解いてやろうぐらいの気があったかもしれないが、そんな気は一切なく自分が利用されることを恐れて自決したのはまさしく武人としての立ち振る舞いだった。かっこよかった。つるし方もナイス。

3,アッシュとサクヤ

 囚われのヒロインがなんであんなにエッチなんだ、、?
 サクヤはギアスなんて必要がなかったアッシュにギアスをかけてしまった、しかもアッシュに大切なものとして扱うような命令で。自身の目的は大切なサクラを取り戻すためであったし、弟を失ったアッシュにかけてしまったのが悲惨な運命だ。大切なもののためなら、、という問答は誰かの大切なものを踏みにじって成立するという課題があると思う、だからこそルルーシュは「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」という覚悟を問うていると思うし、サクヤがアッシュにかけたギアスはそれを理解していたかは当時定かじゃないけれど、実際それを最大の形で裏切り、利用する使い方だったのは間違いない。この問答に対するアンサーはロゼが今まで死んでいった人々を思い覚悟を決めたようにも思えるけれど、サクヤとしてアッシュに示すのはまた別だと思うからもしあるのなら最終章でどんな答えを持つのか興味がある。
 アッシュは重護との会話で心の支えとして、新たに大切なものを探しているのだと思う。裏切ったサクヤを許せないとするけれど、アッシュにとって何が大切なものになるのかも気になるところだなぁ。あわよくばサクヤになあ、、、(強火カプ厨)

囚われのヒロインはなんでエッチにつるされるんだ?

最終章まじで楽しみだーー!!!まじで!


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