ロマンティックあげるよ

 鳥山明さん逝去のニュース。
 悲しいという感覚よりも何か大きな穴があいた感覚
 いや、その穴すらも穴と感じられない
 そのくらい鳥山さんが残したものは
 私たちの生活のなかに深く染み込んでいたのだと
 思います。

 Twitterに漫画の名場面が流れてきます。
 鳥山さんが如何に良質なものを漫画を通して
 わたしたちに届けてくれていたかを改めて感じます。
 自分は「アラレちゃん」というよりは、「ドラゴンボール」世代でしたが、「アラレちゃん」にも名場面がたくさんあったことを改めて感じました。近いうちに快活CLUBに行ってたくさん読み込んできたいと思います。

 さて、アニメのドラゴンボールに関わる歌がいくつかありますが1番好きなのが「ロマンティックあげるよ」です(他の歌にあまり馴染みがないという方が正確)。改めて聞いてみましたが深く考えさせられます。

 この文章を書くために今もう一度聞いてみましたが、涙が出てきました。「こういうふうに生きられたらいいな」というエッセンスが全て詰まっているように感じます。

 本当に涙が止まらない
 「君の若さ隠さないで」
 「大人のふりしてあきらめちゃ」
 「もっとワイルドにもっとたくましく生きてごらん」
 本当にその通りだと思う。

 志をもって生きていきたい。
 魂をこめて仕事をしたい。
 でも付き纏ういろいろなしがらみ。

 でもそういうのに負けてちゃダメなんだよな。
 我儘になってはいけない。
 でも志を捨ててはいけない。

 普遍的過ぎて気付けなかったけど
 鳥山さんがくれた、キラキラやロマンティック。
 その裏側にはいろいろな思いや闘いが
 きっとあったんだろうけど
 それを微塵も感じさせないキラキラした世界。

 自分は自分の世界の中で
 そういうものを構成できる1つの要素にならなきゃ
 ダメなんだ。

 本当に鳥山さん。いろいろな夢を与えてくれて
ありがとう。

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