初けんか万歳おめでとうー

私の人見知りが遺伝したのか、娘も人見知りで外ではおとなしくしている。

幼児期には友達とたくさん喧嘩をすることが大事、と園からも口すっぱく言われていたが、友達の喧嘩を野次馬することはあっても、当事者にはなれずにいた。

ところが4月に年中になり、徐々に意思表示が出てきたらしい。言葉で気持ちをはっきり言えないせいか、態度で表したりしているようだった。

そんな中、先週は仲良しの友達と大喧嘩をしたと担任の先生から話があった。先生は自分のことのように、娘の成長を喜んでくれた。でも、喧嘩の当日も翌日も仲直りはできない。小さな子たちにもわだかまりがあるんだんだなあと、見守った。
本当は「〇〇ちゃんにごめんっていったら？」「あそぼーっていったら？」なんて言葉が、すぐそこまで出そうになっている。でも、絶対言ってはいけないんだろうなあ、娘が娘の意思で乗り越えるしかないんだろうなあと、心配を飲み込んで過ごした。

すると金曜日、何と仲直りをした！大好きな気持ちを抑えきれなくなったのか、どうやっていつもみたいに遊び始めたのかはわからないが、離れていた数日間を取り戻すかのように、くっついて遊んだり、働いたりしたらしい。迎えに行くと、その子の話ばかりする娘。仲直りしたとかそういう話はせず、とにかくその子と何をして過ごしたか、溢れるように話す姿から嬉しさが伝わってきて、1週間本当に頑張ったなあと抱きしめた。

喧嘩をして、離れて寂しい複雑な思いをして、仲直りして。大好きな友達と遊ぶ楽しさを痛感したのかな。大きな成長をした娘はくたくたに疲れたらしく、ご飯も食べずに寝た。
そして私もハラハラドキドキの1週間だった。親子ともどもおつかれさま。週末はご褒美だ！