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つぎの言霊

大阪滞在を楽しんでいる。とりわけ大阪の食をひたすらに楽しんでいる。
舞台の仕事で大阪に来ると、毎公演終わる度に大阪名物のお土産を持たせてくれる。

イカ焼きとかたこ焼きとかとん蝶(おこわのちまきみたいなやつ)とか。
粉ものだったり、炭水化物もりもりお土産なので大阪滞在をしていると本当に太ってしまう。

特に今回のぼくは舞台に立っているわけではないので、日々カロリーを消費する術もなく、早く東京に帰って身体を作り直したいという思いとせめて大阪にいる間は美味しいものを食べ尽くすのだという思いの狭間に立たされている。

ただ幸いなことにひとりでお酒を飲むタイプではないので、そのダメージは少ない。
ここまでの食生活にお酒を付け加えていたとしたら、体感2倍くらいは太っているんじゃないかなと思う。

でも大阪に来るたびに美味しいお店とか美味しい食べ物を知れるというのは本当に嬉しいことだ。
なかなかプライベートで大阪に来ることは無いかもしれないけど、何かあれば美味しいお店のストックがあるわけだから。

ぼくは旅をしながら仕事がしたいと常々思っていた。
だから俳優という仕事は様々なところに旅をすることができるし、プライベートな場面でも作品のリサーチのために旅に出ることができる。

プロの俳優として活動をし始めた頃は旅公演のある作品に参加できる機会なんてさほど無かったし、基本的にはプライベートで旅をするしかなかったけど、2022年に入って、仕事で様々な場所を回らせてもらえることが多くなってきた。

やっぱり言霊ってあるのよ。自分がやりたい、自分がこうしたいと思っていることって、時間はかかるかもしれないけど、少しずつその理想に近づけるようになるのだと思う。

やっぱりいずれは仕事で海外に行けるようになりたいよね。
日本の中でさえ文化の違いに驚くことが多々あるのだから、海外に行けば更なる発見があるはずだと思う。

ぼく自身、海外に行くことは大好きだし、リサーチをするためにプライベートで行くこともよくあったけど、年齢を経るにつれて自分が興味を持つものもどんどん変わっているし、あらゆる事象の深みに少しずつだけど気付けるようになっている気がする。

カメラを持っているのも大きいのかもしれないけどね。
物事の美しい瞬間を切り取るために、被写体に集中するし、自分にとって何が美しいのかという価値観のジャッジを常にしているような状態だから。

カメラを持って、早く海外に行きたいな。
きっと楽しい世界が待ってるはずだ。

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