ANGERSWING#35
自分が何を素敵だと思うか?という観点の重要性がいよいよ増してきている。
新しいカメラをもっと上手に扱えるようになりたくて仕方がなくて、台本とカメラを行ったり来たりしている。
そして写真を撮るたびに「うーん、これじゃない」を繰り返している。
そしてカメラ自体の設定を見直して「ほお、なるほど〜」って結構なる。
今まで写真を撮ってきた時にあまり考えてこなかった部分が露わになってきていて、それだけで新しいカメラを買ってよかったなと本当に思う。
もちろんカメラ自体の設定とか機材と仲良くなることも大事なのだけど、どういう構図で撮りたいのかとかどんな絵を見たいのかとか表現面での自分の理想みたいなものを具体化する必要を感じている。
写真展とか美術館に行きたい。
今までこんな願望を持ったことはあまりなかった。
様々な表現を直接見て、自分がどんなものを素敵だと思うのかを広げることが必要なのだと思う。
今まで演劇に対して、そこまでの探究心を発揮できたことがあっただろうか。
本当は演劇に対してその探究心を発揮するべきなのでは?とか思うけど、自分のモチベーションが向かなければ、そういう行動をとってもあまり意味を為さない気がしてしまう。
自分のモチベーションがそっちの方向にも向いてくれたら良いな。すごく他人事な感じだけど。
演劇を観に行って、自分の演劇観に活かす。
多分、自分にとって具体的になってないのだと思う。
自分の演劇成分に何が足りなくて、どういうことを実現したいのか。
写真なら美術館や写真展を見て「ああ、こういう構図を真似したい」「どうやったらこんな瞬間を切り取れるのだろう」って思えそうだけど、演劇だとどうしても「他者は他者だし、その人の表現でしかないし」みたいな思考に入ってしまう、のだろうか。
ここまで書いてきたことを改めて自分の気持ちに返すと、こういう姿勢が演劇と真剣に向き合ってこなかったってことなのかなって少し思う。
今の自分がやっている台本と向き合うみたいなことってやるのが当たり前だし、どんな現場どんな台本にあたっても絶対にやることだけど、作品と向き合うとかではなく、演劇と向き合うみたいなことをしてこなかったのかもしれない。サボっていた…?
長考に入ってしまった。
いやあ、考えよう、考えよう。
演劇を知ってしまっているみたいな変な驕りがあるのかもしれない。知らないことだらけのはずだよ。
向上心の根っこは変わらない気がするヨ。
<日本劇団協議会主催>
日本の演劇人を育てるプロジェクト
新進劇団育成公演
劇団Q+
『ANGERSWING /
アンガーズウイング・アンガースウィング』
ー家族の庭、その香りは秘密をささやくー
脚本=弓月玲 原案・演出=柳本順也
◎日程
2024年7月3日(水)〜 7月7日(日)
【公演スケジュール】
7/3(水)W 19時~
7/4(木)S 19時~
7/5(金)W 14時~/S 19時~
7/6(土)S 13時~/W 18時~
7/7(日)W 12時30分~/S 16時30分~
【チケット】
前売一般 = 4,500円
当日一般 = 5,000円
U22= 3,000円
◎劇場
下北沢 駅前劇場
⋱チケット発売⋰
2024 年 5月 1日(水)予約受付開始!
●ご予約URL
https://act-pit.com/events/view/?eid=0kDlB28a
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