【第184回】こんなに美味しいホルモンを提供するなんてあまりに不公平だ、、
どうも、yopparaideskaです。
第184回目は、中野にある焼肉屋さん。
無性に美味しい焼肉が食べたい。それもコスパ良く。そう思うことはありませんか?
私は少なくとも1ヶ月に一度はそのような症状に襲われることがあります。
そんな図々しい症状を救ってくれるコスパ抜群の焼肉屋さんを特別に皆さんに紹介したいと思います。
そんなお店こそ、
行ってきましたよ、”ホルモン人生タロちゃん”
ここは名前の通りホルモン推しで、とんでもなく新鮮なホルモンを生でいただくことができる。
予約必須の超人気店のド新鮮ホルモンと但馬太田牛。
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:ホルモン人生タロちゃん
住所:東京都中野区中野5-35-8 新東京アパート1F
アクセス:中野駅から徒歩3分くらい
混雑状況:19:00頃到着。予約していたためすぐに入店できた
基本的に予約しないと入れないので、訪問予定日の1週間前くらいには予約しておきましょう。
この日も予約してない人たちがゾロゾロと来ていたが、全部断られていた。
席は、カウンター8席、テーブル8席の合計16席なのでお店としては狭め。
2人で行くと大体カウンター席になるため、カウンター席が嫌な人は4人で予約した方が良さそう。
メニュー詳細
・本日の但馬太田牛2種(塩) 3,300円
・本日の但馬太田牛2種(タレ)3,300円
・ホルモンDYNA-MIX 3,300円
・いろいろ生ホルモン 1,650円
・タロちゃんハラミ 2,130円
・松花冷麺 880円
・白菜キムチ 418円
・パクチーキムチ 600円
・オイキムチ 380円
・ご飯大 330円
・ビール 550円
・生レモンサワー 550円
・黒ウーロンハイ 550円
メニューを見る限り、但馬太田牛に強みがありそう。
メニューは、お肉の種類はお任せが多く、ホルモンがかなり充実している。
この時間に行ってもお肉の売り切れが多かったので、食べたいものを全部食べたい方は、オープンと同時に行くのがいいかも。
料理レビュー
注文を終えたらとりあえず、生ビールで乾杯。
生ビールと一緒に来たタンつくねをつまみながらお肉を選んでいく。
本日の但馬太田牛2種(塩)は、
・かめのこ
・みすじ
の2種類。
かめのこは、
シンタマと呼ばれる部分に属しており、腰とお尻の間にある部位。
ちなみに、断面が亀の甲羅に似ていることからかめのこと呼ばれるようになった。
肉質が繊細なため、焼きすぎると硬くなる。
だからこそレアでいただくのがお肉マニアの常識。
レアでいただくと、これは赤身か?と疑いたくなるくらい肉汁が溢れ出す。
それもそのはず、赤身の中でも水分が多い部位だからである。
それにしてもこの分厚さたまらんくない?
あまりにも贅沢すぎる。
良い肉ほど厚めに切って焼く時により旨味を閉じ込めやすくする。
このお肉があった時はぜひ食べてほしい。
みすじは、
牛の肩の付近の部位。
ご存知の通り、真ん中に一本筋が入っているのが特徴的。
お肉は一般的に、よく動かす部分は硬く、あまり動かさない部分は柔らかいと言われるため、肩付近と聞くと硬いかと思われるかもしれないが、みすじの場合は肩は肩でも肩甲骨の裏にあるためあまり動かさないため、柔らかい。
赤身だけれどもサシが入っているのでしっとりとジューシーで、赤身と脂身のバランスが抜群。
特製の塩ダレがついたお肉をご飯に乗せて、さらにその上に新鮮なわさびを乗せていただく。
みすじ on the riceは美味すぎて白目案件です。
本日の但馬太田牛2種(タレ)は、
・いちぼ
・くりみ
の2種類。
いちぼは、
ランイチと呼ばれる部分に属しており、お尻の上の方の部位で、一頭の牛から2-4kg程度しか取れない希少部位である。
赤身なので、赤身特有の噛み応えはありながらもサシが入っているため、ジューシーで柔らかいのが特徴。
但馬太田牛4種類の中で一番お肉らしさを感じることができた。
くりみは、
肩から前脚上部で、肩肉の一部のみすじと繋がる部位。
よく動かす部位なのでタンパク質が多く、旨味が強い。
脂身も多少あり、サシが入っているためパッと見は脂っぽいかな?と思われるかもしれないが、そんなことは一切なく見た目に反してかなりあっさりしている。
多少噛み応えのあるいちぼとくりみはタレに漬け込み、柔らかさが特徴のかめのことみすじはあっさりとした塩ダレで提供するこだわりに脱帽です。
ホルモンDYNA-MIXは、
ハツ、上ミノ、ツラミ、てっちゃん、ハチノス等が入ったホルモンオールスター。
味付けは、塩、味噌、激辛味噌の3種類から選択することができ、この日は味噌を選択。
タレが染み込んだ個性豊かなホルモンを一気に焼いて、ビールやご飯と一緒に食べたらもう、、
口の中がホルモンの食感や旨味で爆発して、口だけでは収まらず、頭まで混乱してしまうくらい美味しかった。
いろいろ生ホルモンは、
その日入った新鮮なホルモン5-6種類に特製の甘辛タレ、卵黄、カボス、ねぎ、大葉、すりごま等をこれでもかというくらい混ぜて、思い切り頬張る。
ホルモンだけではなく、薬味も複数種類加わることで食感も風味もカオス状態だが、そのカオスがたまらなく美味しい。
正直自分は今どのホルモンを食べているのかはわからんけど、新鮮なのと間違いなく美味しいというのはわかる。
ホルモンって本来そういうものやないかな?と初心に帰らされた。
こんな新鮮なホルモンを生でいただける贅沢よ、、
タロちゃんハラミは、
断面がセクシーすぎん?
おそらく熟成されたであろうハラミは、断面がテカテカで焼く前からジューシーなのがわかる。熟成することでお肉は何倍にも美味しくなるもんね。
それにしても、これはハラミか?というくらいサシが入っており、美味しいの確定。
他のお肉に比べて丁寧に焼いてあげないといけないハラミは手がかかる分、食べた時の美味しさの衝撃は他のお肉とは比べ物にならない。
タレが染み込んだハラミを丁寧に焼いたら、お馴染みの大盛りご飯でワンバウンドしてから口に入れる。
丁寧に焼いてあげてよかったなとつくづく思う。
松花冷麺は、
松花粉を生地に練り込んだ風味豊かな本場の冷麺。
松花粉を練り込むことによって、松の風味と食感を感じることができる。
麺の味や食感を愉しむために、トッピングはキムチとネギのみ。
この潔さがいい。
白菜キムチは、
甘辛く旨味成分が強い。
あまり漬け込みすぎてないため、あっさりしているのが特徴。
お肉を食べて、ご飯をかきこみ、仕上げにキムチを食べる。これ最高です。
パクチーキムチは、
珍味ではなく、キムチとして非常にレベルが高い。
パクチー独特の風味を唐辛子たちが和らげてくれるため、かなりバランスが良い。
ご飯のおかずにもなるし、お酒のおつまみになるし実は最強のキムチなのかもしれない、、
オイキムチは、
辛さ控えめなので、辛いのが苦手な人も食べられる。
小ぶりなので、食べやすいのがいい。
ご飯大は、
想像以上の大盛りにときめきが止まらない。
ご飯大とはこれのことなんですと言わんばかりの豪快な盛り具合、あっぱれ。
一粒一粒がたっており、お米にもこだわっていることが一口食べればわかる。
生レモンサワーと黒ウーロンハイの写真も載せときます。
接客
接客は、普通。
なんか小さい子が働いとることに違和感があった。
お肉の提供に関しては大人の店員さんが丁寧にしてくれるので安心してください。
まとめ
総じて、本当にお肉が美味しい焼肉屋さん。
もっとコスパいいお店はあるけれど、ここのコスパも相当高い。
また、お肉1種類ずつに並々ならぬこだわりを感じた。
最高級の神戸牛を食べなくてもこれだけ大満足なお店なので、底知れぬポテンシャルを持っていると思う。
中野界隈では間違いなく1番の焼肉屋さんだと思うので、焼肉マニアの方はぜひ行ってみてください~
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
Instagramアカウント:
https://www.instagram.com/yopparaideska
サウナとグルメを中心とした街歩きnote
サウナを愛し全国300以上のサウナ施設を訪問した私が、
週末のルーティンである「サウナ」と「グルメ」を軸にした街の歩き方を紹介中。
レビューというよりかは雑誌のコラムのような感覚で見ていただけると面白いかもしれません。