【第112回】猫と町中華
どうも、yopparaideskaです。
第112回目は、江東区森下にある中華料理屋さん。
ほんと、東京には素敵な町中華が多い。
ありすぎてため息が出るほど。
そして挙げればキリがない、、
量が多いとか、コスパがいいとか、歴史があるとか、雰囲気がいいとか、それぞれのお店には人気の理由がある。
そんな群雄割拠な町中華業界の中で、猫と一緒に中華を楽しむことで人気な老舗町中華がある。
そのお店こそ、
行ってきましたよ、”楽楽”
昭和5年の創業以来約90年もの間地元の人から愛される森下で有名な町中華、
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:楽楽
住所:東京都江東区森下3-13-2
アクセス:都営新宿線、大江戸線森下駅、菊川駅からともに徒歩8分くらい
混雑状況:20:15頃到着。待機列なくすぐに入店できた。
平日の夜にも関わらず、8割くらい埋まっていた。
店員さんと話している姿を見る限り、ほとんど常連さんみたい。
席に着くとすぐに膝の上に猫が乗ってきてくれた。
店員さん曰く、猫は2匹いて、弟の方が人が好きらしくすぐに甘えてくるらしい。
でも、兄は慣れたらめちゃくちゃ甘えてくるらしい。
人懐っこい印象がない猫がここまで人懐っこいのは、ここのお客さんがおおらかで優しい人が良いということよね。
外観も内観も赤色を基調としており、「THE 町中華」という雰囲気。
1人はもちろん、座敷もあるため宴会での利用も可能。
メニュー詳細
・楽楽晩酌セット 750円
・あんかけ揚げワンタン 800円
・鶏の唐揚げ(小皿) 540円
・楽楽五目チャーハン 760円
・ピーマン炒め 760円
・かた焼きそば 890円
メニューは、一品料理、麺類、ご飯類それぞれのジャンルのメニューが充実しており、気分によって食べたいものを食べられる。
これは、ついつい通いたくなってしまう。
また、注目してほしいポイントが2つある。
1つ目は、メニューによってハーフサイズができること。
2つ目は、晩酌セットがあること。
1つ目については、おつまみ、一品料理、ご飯系それぞれでハーフサイズで注文することができる。
そのため、1人で来ても複数種類の料理が楽しめるし、2,3人で来た時にあれもこれも食べて満足できる。
中華ってすぐにお腹いっぱいになるため、2,3人で行っても、あれも食べたいけど、これ注文したらお腹いっぱいになりすぎるな問題が発生するけど、ハーフだとそれがない。
中華好きの心理を理解した素敵な仕組み。
2つ目については、
・650円でサワー各種+餃子orシュウマイ+お通し
・750円で生ビールor楽楽鶴+餃子orシュウマイ+お通し
のコスパ抜群のセット。
このセットにもう一品あれば、2,000円で満足できるため、1人で利用しやすい工夫が素敵。
料理レビュー
まずは、生ビールの到着。
ビールを飲みながら待つこと数分、お通しのザーサイとあんかけ揚げワンタンの到着。
お通しのザーサイ
その後は食べるスピードに合わせて料理を持って来てくれる。
あんかけ揚げワンタンは、
80年間愛された昭和からの味との紹介文。これを見て注文しないわけがない。
ちなみに、お店の人におすすめなんですか?って聞いたら、あんかけ揚げワンタンと教えてもらった。
ワンタンの餡は、豚肉と玉ねぎ少々。
あんかけは、オイスターソースベースの優しい味。ねぎが入っとるのも何かいい。
ジューシーな餡が詰まったサックサクのワンタンを優しいあんかけで包んだクセになる一品。
これは必食です。
鶏の唐揚げは、
鶏胸肉を使用しているのにめちゃくちゃジューシーで驚いた。
鶏胸肉でここまでジューシーにできるのは、調味料と卵のバランスと手際がいいためできること。職人技が詰まった一品。
特徴として、サクサクではなく、山椒や花椒、クミン、コショウ等のスパイスのソースで和えているため、かなりスパイシーでお酒が進む。
楽楽五目チャーハンは、
具沢山の黒チャーハンに錦糸卵、海老、チャーシューが乗った可愛いビジュアル。
もう見た目から美味しすぎる。
チャーハンには、チャーシュー、かまぼこ、にんじん、ネギが入っておりかなり具沢山。
醤油ベースのチャーハンは、パラパラというよりは、若干しっとりしている。これぐらいのしっとり感がないと綺麗な丸型にはならんよね。
めちゃくちゃタイプの一皿でした。
そして、レンゲとお皿に描かれた「楽楽」マークが可愛い。
中華スープが付いてくるのもありがたい。
通常チャーハン1つにつき中華スープ1つなのに、2人で行ったので、スープを2杯つけてくれた。
何も言わずにそっとそのようなサービスができる心遣いに涙が出る。
ピーマン炒めは、
豚肉、タケノコ、キクラゲ、玉ねぎ、にんじん、ピーマンが入っており、予想の上をいく豪華さ。
食材は最低限の火入れなので、食材の力強い食感が残っている。
オイスターソースベースの味付けに少し酸味があって飽きがこない味付け。
かた焼きそばは、
豚肉、もやし、きくらげ、タケノコ、にんじん、ピーマンとこちらもかなり具沢山。
こちらは、塩、旨味調味料にオイスターソースと王道の味付けながらも餡のとろみ具合が抜群なので重くなく永遠に食べ続けられる。
麺も太麺なため餡とよく絡む。
焼き餃子は、
一口サイズであっさり。
具材に豚肉、ニラ、キャベツ、八角、シナモンが入っているため、味の複雑味がすごい。
そして、かなり本格的。
これは、晩酌セットに付いてきていいレベルではない。
接客
接客は、とにかくめちゃくちゃ優しい。
お店の方全員が丁寧な接客で優しいため、常連さんとの関係性が嫉妬するほどいい。
お店の人柄の良さが料理の味にも反映されていてほっこりした気持ちになる。
猫2匹に囲まれることで癒されるし完璧な布陣です。
まとめ
総じて、コスパ、味、接客、雰囲気全てにおいてハイクオリティの店。
下町の町中華の底力を見せつけられた感じがした。
創業80年を超える老舗なのに、全く気取ってなくて一見さんも入りやすいし、常連さんも大切にするスタンス。
こういう町中華は永遠に続いてほしい。
まさに、町中華のお手本のようなお店でした。
中心地からのアクセスは決していいとは言えんけど、町中華が好きな人はぜひ行ってみて〜
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レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
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