【第200回】四谷三丁目にあるディープな赤提灯焼きとん
どうも、yopparaideskaです。
第200回目は、四谷三丁目にある焼鳥さん。
どこで飲むことが多い?と聞かれた時にその回答にその人のセンスが表れるような気がする。
新宿、渋谷だとありきたりだし、吉祥寺や下北沢だと香ばしいし、西麻布、六本木だと煙たがられるし、この答えがなかなか難しい。
とりあえず、神泉や茅場町と答えることが多いけれど、僕はまだその質問の最適解を見つけることはできていない。
しかし、最近その質問に対する当たり障りのない答えを見つけたような気がする。
その街こそ、「四谷三丁目」。オフィス街でありながら高級住宅地でもある四谷三丁目は、実はディープなお店が多い。
そんなディープな街で発見したお店こそ、
行ってきましたよ、”焼きとん あかし”
大通りにポツンと佇む赤提灯。
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:焼きとん あかし
住所:東京都新宿区四谷3-3
アクセス:丸の内線四谷三丁目駅から徒歩2分くらい
混雑状況:20:00頃到着。並ばずに入れた。
この日は運良く並ばずに入れたが、16席しかないため、予約していくのがおすすめ。
立地はいいのに入りやすい雰囲気に親近感を抱かずにはいられない。
メニュー詳細
・バラ(みそ) 180円
・ハラミ 120円
・タン 120円
・ハツ 120円
・バラ(ねぎ塩ダレ) 200円
・カシラ 120円
・つくね 180円
・アスパラ巻き 200円くらい
・ぎんなん 150円くらい
・ガツ酢 200円
・ザンギ 180円
・しゅうまい 350円
・皿ワンタン 300円
・マカロニサラダ 300円
メニューは、焼きとん、焼きとり、焼ざかな串、焼きやさい串などに分かれており結構な数があるし、一品メニューもかなり充実している。
お酒はサワー系を中心に日本酒やワインもあるので、飲み物には困らなさそう。
そして、何よりバーボンソーダやあかしハイボールがあるのがすごいと思う。
料理レビュー
まずは、サッポロ黒ラベルで乾杯。
バラは、
みそとねぎ塩ダレの2種類から選択するスタイル。
福岡の焼鳥というとバラだが、東京の焼鳥屋さんではなかなかバラに出会えないので、「焼きとん」屋さんに行く必要がある。のは有名な話。
ここは焼きとん屋さんなので当然のようにバラがある。
分厚くてこんがりと焼かれたバラはとにかくジューシー。みその甘辛さと豚肉の脂の甘さと表面の香ばしさの組み合わせが秀逸。
バラといえば塩で食べるのが一般的だけど、みそダレも抜群。
ハラミは、
上質さと完璧な火入れ具合だからこそ実現できるこの脂の汗。このビジュアルだけでお酒が進むくらい美しく、もちろん味も抜群。
ハラミ特有の食感はありながら、血のような味は全くなくて新鮮さが伝わってくる。
シンプルに塩でいただくというのがハラミ本来の旨味を感じられて最高。
タンは、
ここのような大衆的な焼鳥屋さんで出てくる分厚さではない。とにかく分厚くて、噛み応えがある。しかし、その噛み応えというのは全くと言っていいほどマイナスなものではなく、旨みが出てくるという意味の噛み応え。
シンプルに塩で食べて、レモンサワーやハイボールなどのサッパリ系のお酒で流し込むのが鉄板。
ハツは、
大きくてコリコリで新鮮で、、
良いところを挙げればキリがないほど。
ハツのレバーっぽさが苦手な人はいると思うけれど、ここのハツは全くそのクセがない。
2本目のバラは、
ねぎ塩ダレ。
みそとは違いあっさりしており、ねぎの食感がアクセントになってバランスが良い。
とはいえ、先にみそを食べてしまったので、みその美味しさを超えることができなかった、、
もし、バラを2種類食べれるのであれば、先にねぎ塩ダレを食べてからみそを食べるのがいいと思う。
カシラは、
とにかく脂がすごい。脂好きにはたまらないが、脂が苦手な人には厳しい。でも、この極端さがカシラの魅力。
炭火で焦げる直前まで焼くことによって、香ばしさと脂の表面のパリッと感が際立っている。
つくねは、
珍しくタレではなくて塩のみ。
美味しいけれど、やはり物足りなさを感じる。
つくねはもちろんお肉を味わうことが目的だけれど、実はタレを味わうことが最大の目的だと思っているから余計に物足りなさを感じたのかもしれない。
アスパラ巻きは、
太くて立派なアスパラに薄切りの豚バラを巻いた一本。
どこにでもあるような安定感のある味。
食べやすく半分に切ってくれる配慮がありがたい。
ぎんなんは、
新鮮で最高の火入れ加減。
子供の頃はぎんなんの良さなんてわからなかったのに、歳を取るにつれてぎんなんの魅力に気づく。我ながら悪くない歳の取り方をしているのではないかと思う。
ガツ酢は、
あっさりで食べやすいため、一品目に最適。
ガツ自体も淡白でクセがなく、コリコリした食感が特徴。
ポン酢、ねぎに柚子胡椒を合わせるセンスが好き。
ザンギは、
めちゃくちゃ大きくて食べ応え抜群。
ガツンとニンニクが効いた醤油ダレが染み込んでおり、どこを食べても味が濃くて美味しい。お酒と一緒に食べる唐揚げはこれくらいワイルドじゃないと。
しゅうまいは、
フワッフワ食感でまるで天使の羽のよう。
こちらもしっかりと下味がついているため、お酒が進む。
たっぷりと詰まった玉ねぎと豚肉の餡を柔らかい皮で包み、ポン酢とからしをつけて一口で食べる。これほどの口福感はかなり久しぶり。
皿ワンタンは、
あるとついつい注文してしまう、ありそうでなかなかレアな一品。たまに台湾料理屋さんとかにはあるけどね、、
熱々でモチモチのワンタンに酸味の効いたタレとラー油をかけて、仕上げに長ねぎをドサっと。これはお酒が進んでいいね。
マカロニサラダは、
安定感のある一品。
お店の方に冷菜系で何がおすすめですか?と尋ねたところ、マカロニサラダということで注文することに。
シンプルだけど、マカロニは大きくて茹で加減も抜群で、いい箸休めです。
レモンサワーも焼酎ソーダもハイボールも最高です。
やっぱりグラスを冷やしたハイボールは美味しいよね。
接客
接客は、フレンドリー。
店員さんの元気がいいことに加えて、親切。
おすすめのメニューやおすすめの食べ方など丁寧に教えてくれるのがありがたい。
まとめ
総じて、コスパ抜群の良いお店。
四谷三丁目という好立地にありながら1人2,000円くらいで満足できる貴重な焼鳥屋さんだと思う。
あたたかい雰囲気なので、1人でも入りやすい。
家の近くにあったら定期的に通うと思う。
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
Instagramアカウント:
https://www.instagram.com/yopparaideska
サウナとグルメを中心とした街歩きnote
サウナを愛し全国300以上のサウナ施設を訪問した私が、
週末のルーティンである「サウナ」と「グルメ」を軸にした街の歩き方を紹介中。
レビューというよりかは雑誌のコラムのような感覚で見ていただけると面白いかもしれません。
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