【第80回】毎日大行列!ビブグルマン掲載の担担麺
どうも、yopparaideskaです。
第80回目は、大塚にある担々麺屋さん。
大塚ってあまり大きくない街なのに有名店が結構多い。
「カッチャルバッチャル」、「やっぱりインディア」、「麺創庵 砂田」、「おにぎり ぼんご」等々。いわゆる食べログ百名店のお店が立ち並ぶグルメ街である。
そんな大塚にミシュランのビブグルマン掲載の超有名店があると聞いて訪問。
そのお店こそ、
行ってきましたよ、”創作麺工房 鳴龍”
有名なラーメン屋さんが多い東京で、食べログのラーメン部門で4年連続百名店の称号を獲得する担担麺、
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:創作麺工房 鳴龍
住所:東京都豊島区南大塚2-34-4 SKY南大塚1F
アクセス:丸の内線新大塚駅から徒歩6分、山手線大塚駅から徒歩7分くらい
混雑状況:14:00頃到着。20名の待機列が。1時間強外で待って入店。
この日は最高気温が1桁台とかなり寒かったり、お昼過ぎていたりとコンディションは良くない中これだけ行列ができるのはすごい。
席は10席と少ない上に回転率も高くないため、1時間〜2時間待ちは普通らしい。
鳴龍に行く際は、寒さや暑さ対策をして行くことをおすすめします。
メニュー詳細
・特製担担麺 1,400円
・かえだま 100円
メニューは、担担麺だけではなく、酸辣麺、醤油ラーメン、塩ラーメン、つけ麺等があり、かなり裾野が広い。
それぞれの麺類の中で、スタンダードか特製かを選択し、トッピングや替え玉をプラスするようなスタイル。ここは、普通のラーメン屋さんと同じ。
ご飯類は、チャーシューご飯、しらすご飯等があるが、早めに行かないと売り切れるらしい。(ちなみに、僕が行った際はご飯類は全て売り切れでした、、)
料理レビュー
注文して待つこと約10分、特製担担麺の到着。
特製担担麺は、
豚ひき肉と九条ネギが乗ったスタンダードに加えて、「牛角煮」、「味玉」、「ワンタン2個」が乗った豪華な一杯。
担担麺なのに程よく透き通ったスープが美しいのが特徴。
麺は、
細麺ストレートで豚骨ラーメンの麺みたい。
福岡県民としては親近感が湧く。
小麦の味が強く、噛むごとにしっかりと小麦の風味が口いっぱいに広がる。
麺の硬さは、注文すれば対応してくれるのかもしれないが、何も言わなければ麺は結構柔らかめでくるので注意を。
スープは、
シナモンや八角を中心とした中華系のスパイスが効いた香り高いスープ。
一般的な担担麺のスープのような胡麻たっぷりで真っ赤なスープではなく、
肉と野菜の出汁を感じるスープ(牛骨ベースかな?)。
一般的な担担麺に比べると全然赤みはないが、辛くないかなと油断して食べ進めると少しずつ辛さが押し寄せる。
これほどに高級感を感じる担担麺のスープは初めて。
牛角煮は、
醤油ベースの漬けダレの味がしっかり染み込み、非常に柔らかい。
ちゃんと肉を食べとるという食感と満足感を味わうことができるのに、箸で持てないほど柔らかいという矛盾を可能にするこだわりが詰まった一品。
具として入ってるのに、主役になれるほどの存在感があるのが好き。
ご飯と一緒に食べたかったな、、
ワンタンは、
トュルトュルな皮にパンチ力のある餡がパンパンに詰まった一品。
餡は、つなぎ感をほとんど感じることがないほど肉感が強い。
つまり、食べ応えがすごい。(語彙力を喪失してしまったみたい、、)
味玉は、
絶妙な半熟具合がたまらん。
漬けダレがしっかり染みているため、味玉単体としても非常に美味しいし、具としてもスープといい具合に調和をとることができている。
お店の凄みを感じた。
かえだまは、
スープが薄くならんように、和え玉のようにかえだま用のタレが絡めてある工夫が素晴らしい。
おかげで、そのまま食べても美味しいし、スープに入れるとスープの味を薄めることがない。さらに、スープの印象を少し変えてくれるため、食べ飽きが全くこないのがいい。
接客
接客は、非常に良い。
一つ一つのサービスが丁寧かつ細かい気配りができとる。例えば、お水を入れるタイミングとか、かえだまを持って来てくれるタイミングとかしっかりとお客さんのことを考えてくれとるのがいい。
また、外で待ったお客さん一人一人にお待たせしてすみません。というような言葉をかけるあたりもさすがだなと思った。
まとめ
総じて、新しいタイプの担担麺を食べたなという言葉に尽きる。
正直特別美味しかったわけではないけど、担担麺という概念を覆すような工夫がたくさんあって食べるのが楽しかった。
担担麺というと、胡麻ペーストの辛いスープに縮れ麺というイメージが強いけど、
胡麻と辛さを抑える代わりに、素材の味を最大限に引き出すという調理法に辿り着いたのは素晴らしい。
やっぱり個性は大事ですね。
また、スープと麺だけではなく、トッピング一つ一つにもこだわり、丁寧に調理しているのが伝わってくる一杯でした。
並ぶ時間、値段を考えると2回目はないと思うけど、気になる人はぜひ行ってみてー
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