スタッフ採用のコツは「育ち」が9割?
これまで、多くはないけどアルバイトさんを雇ってきた。
至った結論は、育ちの良い子はしっかり仕事してくれる。
ここで言う仕事とは、具体的に言うと、日々の細かい作業というより経営側の意図を理解し、また、自分の役割も理解した上で取り組める頭脳がある、といった感じ。
よくできる子と、ポンコツちゃんと何が違うのか観察してたら、育ちによるものが大きいということになった。
では、育ちが良いとはどう言うことか?
これは感覚的なことなので難しいけど、例えば、「こいつ育ち悪いな。」と思ってしまう例で言えば「クチャラー」や「箸の持ち方が怪しい人」と言えばわかりやすいと思う。
また、成人してからも他人の身体的特徴を笑うような人間。
「うーわ。めっちゃチビなおっさんやん。しかも禿げてるしーwww😆」(30代男子等)
この種の反応は小学生なら理解できるが、幼少期に教育されて然るべきマナーや良識が抜け落ちている。
学歴関係なく、育ちが悪いと感じる人の会社やお店への貢献度は低いし、足を引っ張る人材も出てくる。
もっとも、複数人を雇うと、どうしても2対6対2の法則に当てはまってしまうけど、そもそもの底上げができていれば、会社も店も回すのにさほど苦労はしない。
飲食店は大変だったわけや。この子とは別の業種でも一緒に仕事がしたいと思えたのは1人だけ。あとは全滅。まあ、飲食はそんなもんだよね〜と経験者も言う。
採用時には「家庭環境を聞いてはいけない。」といったルールがあるけど、聞いたとて訴えられる気とはないので、「どん家庭基礎だったのか?」「周りはどんな友達だったのか?」などを聞いてみることをお勧めしたい。
また、根拠はないけど一人っ子なのか、兄弟では長男か次男かなども参考にできそうなポイントになる。かもしれない。名言は避けるけど。
結局のところ、スタッフはガチャ要素が大きい。どんな人材を引き当てようと、「すべて学びである。」「クリアすべき課題である。」と思えば気持ちも楽になるのではないか。