カリフォルニア星雲 NGC 1499
カリフォルニアは、15世紀以前は、非常に美しく強力な、黒人(ムーア人)の女王カラフィアによって治められていたという。カリフォルニア州は、その女王の名前が由来であるらしい。
ちなみに、インドの東にカリフォルニアという島があり、そこには女性だけが住んでいた、アマゾンと呼ばれていたという話もある。(これは作り話臭い。)
さて、宇宙にもカリフォルニアはある。
それが、このカリフォルニア星雲。
地球から1000光年、オリオンの腕の中にある、大きさ100光年ほどの発光星雲だ。
この星雲の赤い色は、そのうち水素原子から出る光だ。
この星雲に強力な、紫外線を照射しているのは、星雲の右側にある青く輝く星、ξ Persei(略してXi Per:シーペルセウス)である可能性が高いと考えられている。
このξ Persei(ペルセウス座で13番目に明るい星)は、太陽の約30倍の質量を持ち、約13,000倍も明るく輝く青い巨星で、表面温度は35,000ケルビンで(太陽の7倍)、肉眼で見える最も高温の星のひとつです。
こちらもカリフォルニア星雲の写真。
フィルターを変えて撮ったのものと思うが、これはこれで綺麗だ。
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