トレーニングで、心も疲労する
クローズスクワットというのを50レップ3セットやる予定だった。
1セット目の10レップ辺りから、う〜んだゆい、こんなの50回、それも3セットするのかと嫌になってきた。
それでも、嫌な種目ほど意地になってでもやらないと、いつまでたっても状況の改善がない。で、やり続けた。
30レップあたりで、ふと思った。
これを後2セットやらなければと思うから嫌なので、1セットで終わると思ったらどうだろう。そんなに負担ではなく、頑張れるのではないかと。
でやってみることにした。
1セットで終わり。ただし50レップではなく、100レップやる。その代わり、痛いの痒いのはなし。潰れてもやる。
面白いことが起きた。
時間の流れが早くなった。
50レップを過ぎたあたりから、どんどん進む。
動作を早くしたわけではない。
下げるに2秒、1秒停止、上げるの2秒、1秒停止、一動作に6秒かけるやり方でやった。もちろん、反動など使ってない。
1動作に6秒かけるのだから、100回やれば600秒、10分間ということになる。まあ、途中手抜きもあり、必ずしも6秒ルールを守りきれてないこともあることを考えて、この5分の4としても8分は、スクワットを続けたことになる。
しかし、体感的には、2〜3分しか過ぎてない感じしかない。
しかも途中で潰れることも、終わった後足がプルプル震えるなどということもなかった(前回やった時は、3セットが終わった後、足がプルプル震えた)。途中も、楽ではないが、苦しいというほどではなかった。
これはいったいどうしたことか。
もちろん、前回より力がついたという事はあるかもしれない。
しかし、時間経過に関する体感はどういうことか。
途中の苦しさはどうか。
また、力がついたといっても限度がある。体がそこまで変化したとは思えない。前回から、10日も経っていないのだ。
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