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会社の研修あるあるに物申したい!

どうも、こんにちは!
最近、物申したいことだらけで、フラストレーションがたまっているようです。。。
今回はプロフィールに書いた内容とは異なる内容での発信になります。単なるアラフォーサラリーマンの愚痴です。お付き合い頂ければ幸甚です。

さて、タイトルについて、私が勤めている会社の研修ではよく取り上げるテーマ「新事業提案」なんですが、世間の企業ではどうなのでしょうか?
毎年飽きることなく同じような研修をやっているのですが、事業化されるテーマなんて、10年に1~2件くらいで、それもぼってぼての内野ゴロ程度の代物ではないでしょうか。弊社だけですかね。。。

私はここに会社の深い闇があるように感じています。
新事業なんてそんな簡単に創出できるものではありません。にもかかわらず、何故か最終的な発表では「こんな素晴らしい市場が目の前に広がっているんです!!この好機を逃す手はありません」と全員が提案する。
不思議だよな~と改めて思うのです。そんな高確率で全員がいい事業を見つけるなんてことはあり得ない。何なら、独立して起業すればいいじゃねーかとすら思ってしまいます。

なんで、こんなことになるのかというと、取り上げたテーマがどんなに”どん詰まり”でも完走することを求める圧力や雰囲気があるのだと思います。

新事業の検討の過程で、これは無理だなと判断できたのなら、後の世代にその情報を引き継げるようにするのが一番効率的だし、価値のある情報になります。
「今の会社でこういう社会環境・条件で、こういう事業をやろうと思ったら、こういう課題があって収益はこれくらいしか出せないよ。この課題が解決されたら、こんな状況になると思うので、その時に参入することは考えられるよ~!」って条件だしをしておけば、後輩たちは無駄な検討をしないで済みます。打率だって上がるようになるのではと思うのです。

さらに、最終報告時に”いい報告”しか上層部に行かない会社って本当に危険だと思っています。戦時中の大本営と同じです。誤った情報をベースに経営計画を立てて、会社全体をミスリードするなんてことが起きたら、提案した人たちは犯人に吊るし上げられるかもしれません。

とどのつまり、会社ってのは失敗を許すことができないのです。それゆえ、たいして傷が深くなりもしない社内の研修でさえも、失敗を許さず、「とにかく最後まで走り抜け、新事業をそれっぽく作り上げるのだ!!」という雰囲気が充満するのだと思います。

この根性論のせいで、道理の通らない事柄をそれっぽく押し通すための調査・検討をしなければならなくなります。もはや合理性のかけらもなくなり、当初の目的の「新事業の創出」は、「資料の完成」にすり替わる。
残業時間が増え、さらには休日にも対応することを迫られる。通常業務にも遅滞が生じる。まったくもってばかげてる。無駄の極み。俺の時間を返せ!!って叫びたい。。。

これもやっぱり日本の学校教育に根差すところがあるんだろうな。
理論・正論をスルーして根性論で最後までやり抜くことを良しとするカルチャー、もういい加減バカらしいからそこから抜け出そうよ。。。泣
もう時代は令和だよ。。。いつまでもこんなことやってるから「失われた〇〇年」がどんどん長くなっていくんだよ。。。号泣

これをご覧になっている事務局的な人に私から切実な提案です。
新事業創出を研修で取り上げるなら、
1. 撤退条件を明確にしておくこと、
2. うまくいかない情報をナレッジとしてアウトプットさせること、
3. それを後輩達に開示すること。
でなければ有望な新事業なんて出てきませんよ〜 泣

単なる愚痴にここまでお付き合い頂きありがとうございました。

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