いきるエネルギー。
うっかり、深爪をしてしまった。
その指で何かを掴むたび、ぅぅぅ、、となる。
そんな時、思い出す。
深爪していても、小さなケガをしても、
いつの間にか、元に戻っている。
何かのちからによって。
そんなちからを、感じるのが好き。
夜が来ても、朝になる。
寝ても、目が覚める。
植物が育っている。
そんな、当たり前だけど、ふしぎなちから。
あぁ、いま、こうして生きられるのは、そんなちからが、からだじゅうにギュンギュンとみなぎっているからだ、と思い出す。
からだの外も、そんなちからで満たされている。
大きく深呼吸する。
そんな、夜。