コロナに不安を感じて出産に挑もうとしている人へ
またコロナ陽性患者数も増えてきて、出産を控えている人の中には不安な方もいるのではないだろうか。
次女を産んだ時、緊急事態宣言開けたてでその時のニュースはなぜか妊婦さんネタが多かったように感じる。
産休に入ってから眺めていたワイドショーでは
不安ですよね?
大変ですよね?
と、産んだ方へのインタビューも不安だったことを注視するようなものばかり。
正直、なんでこんなに不安を煽るんだろうという印象だった。
もちろんコロナなんて無くなればいい。
そうは言っても仕方のない状況の中、不安を感じて出産に挑もうとしている人へ
あえてメリットだけ書きます。
このnoteが1人でも、誰かの心を少しでも軽くさせてくれますように。
一人きりで産むのが不安
よく聞いた言葉。私の周りの人もそう表現していました。
個室に一人ポツンと放置され「勝手に産んでください」だったら不安だと思います。
でも、一人じゃないですよ。
周りには複数のプロがついています。
旦那さんだったり、お母さん、上の子から勇気をもらえるかもしれませんが、一番頼りになるのは助産師さん、お医者さんだと思います。
励ましながら、見守ってくれます。
大丈夫です。
面会に来てもらえなくて寂しい
大事な人に我が子の初めてを抱っこしてほしいと思います。
でも、退院してからいくらでも、嫌というほど抱っこさせてあげることができます。(押し付け合うほどに)
今はスマホでなんでもできる時代。
可愛い我が子の写真や動画を沢山撮って大事な人に送ってあげてください。
そして何より、会いたくない人にも会いません。
産後化粧をしていない状態で義理のお母さんにきてもらうの嫌だとか
帝王切開で辛いのに気を使わないといけないとか
そうゆう話聞いたことありませんか?
そうゆうことも一切ありません。
ゆっくりしてください。
産後、赤ちゃんと自分にだけ向き合えるとっても貴重な機会です。
新生児と同室で辛いようなら遠慮せずお願いすればいいと思います。
もちろん看護士さんの都合もあるでしょうが。これから頑張る機会なんて沢山あるのだから、寝れなくて辛いのだと、頼っていいと思います。
長女の時は自然分娩で自分が動けたので無理に頑張りましたが、次女は帝王切開で痛さも残り、「預かりますか?」と聞かれたら図々しく「お願いします」って言えるようになりました。身体の回復を優先させました。
おかげで気持ちもゆったり過ごせた気がします。
上の子が心配
2歳の長女、イヤイヤ期MAXのママ大好きっ子。
もっとも気がかりなのはそこでした。
でも、私は面会なくてよかったと思いました。
きっと面会できたら帰るのが嫌だと毎回泣き喚いていたと思います。
病院が入れないところであれば諦めはつきますが、入れるのに引き離されれば絶対にママの所へ行きたがるし、帰るのは辛いはず。
夫は普段なら取りにくい休みも取れて(それでも2日だけで後は保育園でしたが…)
普段買ってもらえないおもちゃも買ってもらえて
河原で石を投げて、散歩して
いつもと違うお部屋におもちゃを持ち込んで寝たり
一生懸命上の子の寂しさを紛らわせてくれ、家族みんなが頑張りました。
こんな時くらい、盛大に甘やかしたっていいと思います。
ほとんど赤ちゃん返りをしなかったのはこの時の満足感もあったのかも?と思ったりもします。
私の場合は夫でしたが
実家、義理の家、行政(市区町村)に相談、
親戚、友達、お金で解決 などなど
ま、乗り越えられればいいんです。
退院したら嫌という程、自分以外にも目を向けるところがあります。
自分の身体を一番大事にできる大チャンスです。
周りが騒ぐほど不安に思う必要はないのではないでしょうか。
安心して赤ちゃんが産めますように。
でもひとつ思うこと…
仕事柄休めない妊婦さんもいると思うけど、出産を控えている妊婦さんがいる旦那さんも在宅勤務とか、休んでいいよって言える世の中であってほしいなぁ。
医療従事者の方をはじめ、どんなに世の中が進んでたって、人に支えてもらって生きてることを改めて感じた機会でもありました。