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どんな事もきっと転機になる
ユンギさんの事について
第一報を聞いた時には、身の安全と怪我はなかったかを一番に心配した。
そして何よりも悲しかったのは、
彼が自分を大切にしなかった事、だった。
私達にとって本当に何より大切な人で、そしてまた彼もファンをとても大切にしてくれるし、私達が幸せでいる事をいつも願ってくれる。
ユンギさん、同じだよ。私達もあなたが自分を大事にして幸せでいてくれることがとても重要なのは。
今はなんだか、悲しいとか、辛いとか、心配とかを通り越している感じ。
私、いつからかユンギさんを無条件に、信じる、
という事を腹に決めている。
「心配する」って、信じていないわけじゃない。
だけど、あまりにマイナスな心配ばかりすると
不安が現実化していくんじゃないか、と真面目に
大いに、そう信じている。
以前何かで知ったけれど、人は自分のなりたいもの、願うものになるそうだ。私はそれをとてもそうだな、と思うし、信じていて。
だから思いもきっとそうで、だからこそ、ユンギさんが必ずこの大きな試練を大いに猛省し、挫折したとしてもきっと踏ん張り、教訓とバネにして、必ずまたやり直せるし、信頼を取り戻す、と信じて疑っていない。
やった事は戻せないし、今回の事は気の緩みなのか本当に知らなかったのか分からないけれど、認識が甘かったと思うし、何よりも本人が、「飲酒状態では電動キックボードの利用が不可能だという点を認知できず」と言ってしまった事も、あの物知りで思慮深いユンギさんが…?とショックも受けたけど、いやいや、そう言うしかなかったか、と昨日までは思っていた。
でも、そういう、ユンギさんはこんな人、とか
落ち着いていて思慮深くいつも冷静で頭脳明晰な人、でも心は熱く愛の深い人、というのも、
私達も、そして本人も、SUGAとして、はたまたAgustDとして、そしてYoongi、でさえも
私達と、もしかしたらユンギさん本人にとっても
「こうあって欲しい」「こうありたい」理想の姿、そしてアーティストやアイドル、の彼の姿なのかも知れなく、実際のミン・ユンギ青年は、
私達と同じように弱さも不安定さも不器用さもあり、浅はかだったり軽率だったり、適当な所だってきっとあるんだろう。それを日々、大勢のスタッフや会社側と共に綿密にマネージメントしながら、
ビジネスとしてしっかり管理して、プロのアーティスト、アイドルである事を保っているのだろうし、
アンドロイドじゃない、彼だって人間で。年中そんな聖人君子のような神のように完璧でいるわけではない。
…そんな当たり前な事が、あまりに好きという想いやD-Dayへの想いにすっかり夢中でいた為に
気づく事もなく、考える事もなく、熱狂的になり過ぎて、「情熱的な自分の中にいる彼」ばかりを見ていたかも知れないな、と。
考えてみれば、ユンギさんは決して器用なんかじゃないんだろう。寝食を忘れて音楽に没頭してしまうし、健康を脅かす程まで自分を追い詰めて創作し、入院してしまい、その間でさえもSnoozeを書き上げ、お母さんがそんなにしてまで…と泣くほどストイックで。それは決して器用ではないし、バランスも欠いている。そういう心身も命も削ってまでしてやっと、創り上げる。だから彼は努力して天才でいるのであり、もちろん才能も他に類を見ない音楽的 センスがベースにあるからなのは間違いないけれど。
でもいつだって自分を天才、と言ったり、ビルボードで一位取る、とかグラミー賞、とかも、言葉に出して意思を固め、有言実行を「努力」して守って来たんだろう。それを叶えるのは才能も運ももちろんある。そして何より素晴らしい仲間と共に居るからで、メンバー全員が、一人一人比類ない魅力を持ち、各々のベクトルがバンタンの中心に向いているからこそ、その一つ一つの魅力や才能が光を放ってきたんだろう。
けれども。初めてアメリカで成功した第一歩のパフォーマンス後に、ここまで望んでいたわけじゃない、と、怖くてシャワーしながら泣いた、と。
それを聞いて、こんなにも世界的規模のアーティストに大きくなり過ぎて、あまりに高く押し上げられ、怖くて堪らなかったと… その不安や恐怖はどれほどのものだったんだろう、って。
ソロのワールドツアーだって、本人のかねてからの夢だったとはいえ、本当に成功するか、自分一人で完遂できるのか、怖くて仕方なかったかも知れない。そして更に体調も優れないままで。
それでもやり切った。その意志の強さも、情熱も、実力も、内容も、そして何よりも彼本人が素晴らしかった。だからこそどうしてもその姿を見たい、でも見れなかったたくさんのペンは痛く傷心だったのだから。
ユンギさんがこれまでのVLogやVlive、Weverse Liveでアミからの質問に答えてきた言葉達は、アミだけでなく自分自身に向けても言って来ていたんだろう、って思う。
いつかの時に彼は
「人は変わる。どう変わるかが大事なんだ」
と言っていて、
今、まさに自ら言ったその言葉を実践する時なんじゃないの、と思っている。
わたしはそこに"can"を更に乗せたいと思う。
人は「変わる」だけじゃなく、「変われる」んだ。
だからただ静かに、でも強く願うのは
彼がしっかりまた歩き出し、あまりに落ち込んで心身を病む事なく、今は辛いとしても、
ミン・ユンギという人として、必ずまた良い道を歩き、なりたい自分になって行けるよう、早く平穏を取り戻せるよう、なんとか踏ん張って欲しい。
毎日私も、強く強く祈ってしっかり地に足をつけ、彼を信じていく自分にも誇りを持って進みたい。
これからもあなたを信じます。
どんな事も一緒に乗り越えたい。
ユンギさん、
辛くなったら空を見上げてください。
空は毎瞬変わる。光も、色も、雲も、風の通った跡も。
人生だって同じだ。
良い事も、悪い事もあり、そしてどちらもずっと同じまま長くは続かない。
だからこそ人は、毎日を懸命に、その中から学び
より良い道を歩こうとするんじゃないかな。
そしてその空は、いつも繋がっている。
あなたを想う無数の人達が、いつもあなたの平穏と幸せを願っているから。
繋がる空から、あなたにその辛さを乗り越える勇気を願い、そして愛を送るよ。
それだけは唯一の嘘のない事実だから。
人は変わる。どう変わるかが大事なんだ。
あなたからもらったその言葉を、受け取って
ずっと大切にして来ました。
今あなたに、
今度はそれを贈ります。
自分を信じていて。
大丈夫だから…
絶対に大丈夫だから
きっと全部良くなるよ。
あなたのまた新たなD-Dayは
始まったばかりだよ
決して一人にしないよ
どこまでも一緒に行くよ
愛してるよ
大切な最愛のユンギさんへ
2024.8.8