梅汁ファーストの梅work 11|「梅汁」飲み放題計画
「梅シロップ」11日目と「梅酢」12日目です。
今日はソフトクリームの日だそうです。知らなかったし忘れてしまうでしょうけど、そう聞くと食べたくなります。そんな季節になりましたね。
この漬け込みで梅のエキス(梅汁)を取り出します。今年の方針は梅汁ファーストで仕込んでいます。漬け上がりは2週間~1カ月くらい。どちらも漬け上がったら梅の実は出します。液類だけを、別の小さい瓶に入れ替え冷蔵庫に保管。その後は、冷蔵保管で1年間くらい賞味できるはずです。
今日の後半は実験「梅酒」展開2ndです。
今日の「梅シロップ」&「梅酢」
一日中忙しかった昨日、状態が安定しているからと油断し1日だけ瓶底をゆらさなかったら少し泡立ちがでました。気温が高いと泡立ち安いそうですが、たった1日で!
ということで、これ以上泡立ちが進むとどうなるか。それを、先行して漬けていた「梅シロップ」瓶でご覧ください。
これは、ここで観察している4L大瓶の漬け込みに先行すること5日前に、同じ内容物でWECK1550ml瓶に「梅シロップ」を漬けたものです。この瓶が数日前から泡立ってフタを押し上げるくらいガスを発生しています。右の泡プクですね。
発酵ガスが瓶に溜まるようになるわけですが、隙間から泡が出てくるだけでなく液体が結構出てきます。で、瓶全体がベトベトになり置いてある棚板を汚します。
家の常温保管している棚というのは、本来なら本棚として使うもの。奥行き17cm。狭いキッチンにちょうどよかったので、引っ越してきてからはそこにWECK瓶をずらっと陳列保管しています。が、いつの日か、ふたたび段ボールのまま放置している本を本棚に並べるかもしれない。そう思うと、この液だれが許せません。昨年失敗して輪ジミをつくってしまいました。今年は最初から瓶の下にキッチンペーパーを敷き対策を施しています。
「梅酢」の方は安定しています。「梅酢」の方が作りやすいかもしれないですね。
ホワイトリカーで梅酒は作らなかったけど2nd
また他のお酒で梅酒をつくりました。前回のホワイトリカーではない梅酒の記事は、こちらです。
https://note.com/yoomei/n/ncd46644bea85
今回のこれらデコボココンビは、どちらも漬け込んでから3日経っています。
左のWECK瓶1550mlは「ブランデーの梅酒2nd」です。
材料
完熟南高梅……500g
氷砂糖……300g
ブランデー……蓋ギリギリまで入るだけ600ml以上
前回「ブランデー梅酒」を作ったときV.S.O.Pを開封したら期待した香りがしなかったので、別の「熟成ブランデー」で2ndをつくることにしました。お酒は上を見ればキリがないので価格は倍くらいで、スーパーにあった5年熟成ものにしてみました。これは開封したとたん好きな香りがしたので楽しみです。梅の完熟が進んでいるので氷砂糖も入れてみました。違いがあるのかわかりませんが試してみます!
あと、もう一つ。
右のWECK瓶1000mlは「カシスリキュール梅酒」です。
材料
完熟梅(梅干し向き)……450g
氷砂糖……200g
カシスリキュール……蓋ギリギリまで入るだけ
これはアルコール度数20%。低めなのでこちらにも氷砂糖を入れています。チュウリップ型の瓶は瓶底ゆらしがしやすい!しっかり溶かさないと。それにしても先月の砂糖消費量が半端ない量で…
カシスの味は梅と相性が良さそうで炭酸で薄めて飲むとジュースに近くなりそうです。使ったリキュールはこちら。
なぜこんなに梅酒を作るのか
最後まで冷蔵庫保管なしで鮮度が低くなった梅をどう長持ちさせるか、それ考えると今は「梅酒」しか思いつかないからです。常温保管で年単位で保存できるもの他にあるでしょうか。
いま毎日瓶底をゆすっている「梅シロップ」も「梅酢」も、最終的には液と実を分けてどちらも冷蔵庫に入れ保管します。どちらも4Lの大瓶からいくつかの小瓶に分けることになります。冷蔵庫のサイズに限界があるので冷蔵保管を前提にしたものはもうつくれないのです。
今年はちょっと梅が多かったなと反省。ブランデーの2瓶はゆっくり熟成させていきます。
梅work過去記事
一つにマガジンにまとめてもいます。
https://note.com/yoomei/m/m36971f34b8e5
追記:2020/07/04