インナーチャイルド
インナーチャイルドって?
ビリーフ(思い込み)の製造元にいた、幼い頃の自分のこと
今、現実にはいない、過去の記憶
脳内の小さい頃の自分
小さい頃の自分が生まれ育った環境で、生きるために身につけたビリーフが、今も潜在意識下でひっそりと生き続けています。
そして無意識にそのビリーフ設定のまま、人生が展開していきます。
*登場人物が変わっても、場所が変わっても、いつもストーリーは一緒…
*頑張ってるのに思い描く現実にならない
こんな時は、潜在意識下にいる小さな自分と向き合う時なのかもしれません。
ひとりではなかなか向き合いにくいので、カウンセラーさんと一緒に向き合っていく事をおすすめします。
ここからは、私の経験談です。
カウンセラーさんと一緒に私のインナーチャイルドちゃんに逢いにいくと…
小学校低学年の頃の小さな私が、うつむいて膝抱えて座ってます。
どうしたの?
と聞いても何も言わずに、顔を上げようともしません。
とても寂しそう
私の母親も祖母もとても厳しい人で、褒められた記憶はほぼありません。
褒められないのは、私は愛されてないからだ。
私ができない子だから、愛されないんだ
と小さな私は思い込んでいたのです。
私は誰からも愛されないかわいそうな子
私は出来ない子
こんなをビリーフを潜在意識下に持っていました。
これが大人になった私にも無意識に発動していて、その頃の私の現実は…
めちゃめっちゃ頑張る!
良い人でいよう!と行動する
NO!と言わない。その人が喜ぶなら本当はイヤでもイヤと言わない。
この行動自体、素晴らしい事なんだけど、私の心は疲弊していきました。
どこまで頑張ったら、幸せを感じられるんだろう…
もう、頑張れない…
いつも不安で寂しい…
こんな思いを抱えていました。
このビリーフがあった事で、すごく頑張れたし、メリットはたくさんあったけど、もう要らない…
こんな現実が欲しい訳じゃないから…
そう思って、インナーチャイルドちゃんとたくさん向き合いました。
小さかった頃の私に、今の大人の私が、小さかった時に母親から言って欲しかった事をたくさん言ってあげました。
小さかった頃の私は、お母さんにたくさん褒めて欲しかったんです。
すごいね〜
よくがんばったね〜
いい子だね〜
ママは嬉しいよ〜
って、笑顔で言って欲しかったんです。
だから、大人になった私が小さかった頃の私をたくさん抱きしめて、一緒に泣いて、その言葉をいっぱい伝えました。
小さな私は安心すると、『わーーーん!』って声をあげて、泣き出しました。
思い起こせば、小さかった頃、声をあげて泣いた事、なかったなぁ〜
こうやって、小さかった頃出せなかった感情を出して感じていく事で、今現在の現実が少しずつ変化していきました。
心の学びって、本を読むだけでは…頭で理解するだけでは、本質的には何も変わらないと私は思っています。
綺麗な言葉を並べる事はできるようになっても、本質的には変わってない。
体感すること、それで初めて心の奥底に響いて、その人本来の響きや輝きを取り戻すと思います。
初めはひとりではなかなか難しいと思うのでカウンセラーさんと一緒に向き合っていく事をおすすめします。
私でお手伝いできれば、一緒に向き合っていきます。